安全性未確認 日本にも輸入か
輸入されたおそれのあるのは、害虫に強いタンパク質を作るよう遺伝子が組み換えられたトウモロコシで、安全性が確認されていないのにおととしから去年にかけてアメリカで種が販売され、栽培もされていたことが明らかになりました。このトウモロコシが日本にも輸入されたおそれがあることから、厚生労働省は、検疫所での検査を始めるとともに、新たな輸入を防ぐためアメリカ政府に管理を徹底するよう要請しました。アメリカ政府によりますと、このトウモロコシの去年の作付け面積はアメリカ全体のトウモロコシ畑の0.06%で、収穫量も少ないということです。また、組み換えた遺伝子が作るタンパク質自体は日本ですでに承認されているほかの品種のものと同じで、厚生労働省は「安全性に問題はないのではないか」と話しています。 |
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