府市長会長の倉田薫・池田市長と府町村長会長の中和博・能勢町長が21日、橋下徹知事に、府内の救急医療体制の安定的な確保を求め、要望書を渡した。橋下知事は公立病院の再編も視野に、救急病院の輪番制導入などを打ち出している。橋下知事は「医師不足対策でも、市町村の先頭に立って国に働きかけたい」と述べた。
要望書では、救急搬送の円滑な実施のための受け入れコーディネーター配置や財政的な支援を要請。また、阪南市の岩室敏和市長らも同日、橋下知事に、医師不足のため、存続が危ぶまれている阪南市立病院について、医師確保などの支援を求めた。【石川隆宣】
毎日新聞 2008年2月23日