MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

4月から産婦人科医師3人体制 新宮市立医療センター

2008.2.23 02:26

 和歌山県の新宮市立医療センター(同市蜂伏)の産婦人科に、4月から新たに医師1人が着任し、約2年ぶりに医師3人体制になることが決まった。三木一仁院長は「リスクの高い分娩(ぶんべん)などで、より安全な対応ができるようになる」と話している。

 着任するのは大阪府門真市で約30年間「新生クリニック」を開業している高山保守さん(63)。2月末にクリニックを閉めて4月1日付で新宮市職員(部長級)に採用される。

 同科には現在、男性医師(36)のほか、国の「緊急臨時的医師派遣システム」で、昨年9月から着任している中尾愃仁医師(63)が、派遣期間終了後の3月以降も勤務を継続することが決まったばかり。

 センターによると産婦人科の患者は新宮市内と“里帰り出産”が約6割を占め、その他の東牟婁郡内が27%、三重県内が9%などとなっている。出産件数は昨年4月から今月20日までに268件あり、3月末までに35件が予定されているという。

 産婦人科の医師は平成13年5月の開院当初は3人だったが、17年12月に1人が退職し18年1月から2人体制になっていた。

広告
イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。