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「ロス疑惑」三浦和義容疑者、また万引き逮捕

 1981年のロス疑惑で注目を集めた会社役員の三浦和義容疑者(59)=神奈川県平塚市=が、先月17日に神奈川県平塚市内のコンビニエンスストアでサプリメント6点を万引きしたとして1日、平塚署に窃盗容疑で逮捕された。調べに対し、容疑を認めているという。同容疑者の万引きでの逮捕は2度目。03年5月に東京都内の書店で雑誌を万引きし、逮捕され、その後、起訴猶予処分を受けていた。

 平塚署の調べでは、三浦容疑者は3月17日午後4時半ごろ、自宅近くにある平塚市根坂間のコンビニエンスストア「ミニストップ平塚高村店」に来店し、「コラーゲン」「マカ」「マルチビタミン」などのサプリメント6点(3632円相当)を万引きした疑い。

 店のオーナー男性によると、三浦容疑者は同店をたびたび訪れ、この時は、缶コーヒー1本を手に取り、レジに並んだ。ところが、レジ待ちの列を離れ、サプリメント売り場に向かい、商品を手に取った。すると店奥に移動し、レジの店員の様子をうかがいながら、上着の内ポケットに商品をしまい込んだ。そしてコーヒーの代金を支払い、コピー機を利用し、店を後にしたという。

 店員が棚卸しで商品が足りないのに気付き防犯ビデオを確認すると、犯行の一部始終がバッチリと写っていた。

 犯行から約2週間後の30日に三浦容疑者は再び来店。その際、店員から問いただされると「(代金を)払ってない。本当に?」「忘れちゃったんだ」などと人ごとのように話した。「代金を払おうとしたけど、直前に金をばらまいちゃって」とも弁解したが、ビデオにはそのような場面は写ってなかった。「払います」と言ったが、そのまま帰ったため、店側は平塚署に被害届を提出した。

 同容疑者は5日昼ごろ、弁護士とともに同署に出頭。事情聴取に対し、当初「(当日は)睡眠薬を飲んでいたので、意識もうろうとしていた。よく覚えていない」と否認。そのため、同署は逮捕に踏み切った。その後の調べでは「間違いありません」と容疑を認めているという。

 万引きでの逮捕は今回で2度目。三浦容疑者は03年5月、港区赤坂の書店でペット雑誌1冊を万引きし、窃盗の現行犯で逮捕された。その際は「書店のレジが込んでいて並ぶのが面倒だった」と供述し、結局、起訴猶予処分に終わった。

 店から近い自宅はひっそり。報道陣がインターホンを押しても反応はなかった。

 ◆オーナー激怒!来店拒否

 コンビニ店のオーナー男性はスポーツ報知の取材に「事を荒立てるつもりはなかった。本人がすぐに謝ってくれればねえ…」とあきれ気味に語った。

 3月30日に店に訪れた際に三浦容疑者を問いただしたが、「有名人と分かっていたが、怖くなかった」と振り返る。後日、「事件を表ざたにしないでほしい」と店に電話があったが、「もう神奈川には住まない」「妻とも離婚する」など同容疑者の意味不明な弁解に激怒。警察に被害届を出すことを決めたという。

 三浦容疑者は調べに対し、当初「(事件当時)睡眠薬を飲んでいた」と供述したが、「薬を飲んでいるようには見えなかった」とオーナー。まだサプリメントの代金はもらっていない。釈放後も三浦容疑者が店を利用する可能性はあるが、「もう二度と来てほしくない」と来店拒否の構えだ。

(2007年4月6日06時00分  スポーツ報知)

提供:BIGLOBE

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