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達成プロセス ケース・バイ・ケース〜part1〜

REPORT.1 何でつかめた? 達成プロセス ケース・バイ・ケース

誰でもいきなり1000万円稼いでるわけじゃありません。納得の昇進パターン、意外なキャリアチェンジ、きっかけはさまざま。ここでは年収UPのプロセスと、ターニングポイントを実例で報告します。あなたと似た人もいるかも?

CASE.1 年収200万円ダウン!? 華麗なる遠回り K氏の場合

「大好きな映画でメシが食いたい」。K氏には夢があった。しかし就職活動でがくぜん・・・。新卒採用がない。そこで気持ちを切り替え「まずは、どこでも通用するビジネススキルを身に付ける!」(ターニングポイント1)。そして3年後、もう一度映画業界にチャレンジすると心に決め、公言していた。企画力と営業力を付けるべく、入社したのはベンチャーの情報サービス企業。順調にスキルを身に付けた彼は2年半の経験を積んだころ、待ち望んでいた独立系の洋画配給会社の営業職募集を発見。思惑通り、経験が評価され転職を実現した。しかし・・・。その後の彼のプロセスとは?


夢の実現と引き換えに年収は200万円ダウン。それでも満足だったという。DVD販売部門の営業を経験した後、広報担当へキャリアチェンジ。それから3年の後、バイヤーを目指し再度転職(ターニングポイント2)、4名程度の小さな会社へ入社した。同時にまたもや100万円の年収ダウン。しかし企画・営業時代に身に付けたタフな交渉力と数字に対する強さで、実績を積み上げた彼は、5年後年収1000万円に達する。

調査員コメント

今では外資系の大手映画配給会社も興味を示すほどに、彼のマーケットバリューは高まっているそうです。挫折からの頭の切り替えと、2回もの大幅な年収ダウンをいとわずに、夢を追った勇気がスゴイ。まさに華麗なる遠回りであります。

もう一度あこがれを追いかけたい! マスコミ系の仕事はコチラ

CASE.2 離婚の危機をチャンスに変えた! Aさんの場合

不動産会社の事務をしていたAさんは23歳で結婚、収入に対する意識もそれほど高くなかったという。しかし5年後に離婚(当時年収350万円)。「子育てもあるのに・・・」。突然人生の岐路に立たされたそのとき、彼女の下した決断は、インセンティブのある営業職への転身。しかし会社の答えは「前例がないのでNG」。そこで、営業経験を積むべく未経験OKの化粧品会社の営業に転職(ターニングポイント1)した。年収は100万円ダウンの250万円。その後、年収1000万円に至る巻き返しとは?


順調に営業スキルを身に付けた彼女は、2年後に前年収の350万円を超えた。その後3年でさらにUP。そして「一通りの営業スキルを身に付けた」と考えた彼女は、もう一度前職の不動産会社へ営業として再入社(ターニングポイント2)。以前に蓄えた業界知識と転職して培った営業スキルで、みるみる頭角を現し初年度で年収750万円! 翌年には35歳で大台の1000万円を突破する。

調査員コメント

このケースは業界知識と営業経験というダブルスキルがよい結果をもたらした好例。離婚という人生の転機に、一時的な収入減を覚悟し、将来をイメージできた。「損して得とれ」の考え方が、彼女を成功へ導いてくれたのであります。

ダブルスキルを目指して営業経験を積もう! 未経験OKの営業の仕事はコチラ

CASE.3 都落ちのはずが故郷に錦を飾った T氏の場合

都内の外資系広告代理店の営業だったT氏。順風満帆なはずの彼のキャリア(当時年収600万円)があるとき一変。大口の取引先を他社に抜かれたのをきっかけに降格人事。そしてその後も冷遇が続いたという。外資系ならではの単年度評価と実力主義が再浮上の道を閉ざした・・・。そして34歳のときに地元福岡の広告会社へUターン転職(ターニングポイント1)。それでも人脈ありきの地方の営業スタイルではよそ者扱い。年収もそれまでのピークに比べると半分近くに。「ここでもダメか・・・」。しかしその後、彼を待っていた見事な復活劇とは?


状況が変わりだしたのは転職から3カ月目くらいのこと。インターネットで情報を集め、PCを駆使して説得力のある企画書を短時間で作った(ターニングポイント2)ときだった。こんなことは外資系の広告代理店では当たり前のこと。しかし周囲は感嘆し、その資料は次々に受注を決めていった。そうしてT氏は社内勉強会の講師を務めるようになり、程なくしてマネージャーへ昇進。年収は一気に膨れ上がった。

調査員コメント

おんなじ仕事でも環境(地域)が変わるだけで、それまで当たり前だったスキルがスペシャルな武器になったのですね。今の仕事で身に付けられることは極めておく。これは見習いたいところ。Uターンにも意外なチャンスが隠れているものであります。

故郷に錦を飾りたい! Uターン歓迎の仕事はコチラ
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