中島学長3月に退陣

 先日、県立看護大学の学長が決まらない、と書いたら今日新潟日報に中島学長

が辞意を決意したという記事が掲載されていた。どうでもいい話かもしれないが、上

越のため、学生たちのためにはよかったのではないか。地域の住民者として新しい

学長には、本当の教育者にふさわしい人が名乗りをあげてくれることを切望する。

 本当の教育者というのは、私なりにいえば、威力による指導をするのではなく、人

と人との信頼にもとづく指導をしてくれる人のことを言う。ところが、中島学長は、特定

のA教授の素行に問題があるとして、A教授をA教授が担当していた講義すべてから

半年間もはずす職務命令を発令し、それでもA教授が屈しないとみるやA教授が他の

職員らと接触してはならないという、むちゃくちゃな職務命令を発して、A教授の人格

的尊厳を貶めてきた。 少なくとも、新しい学長は、このように上司であることをいいこ

とにして力で他人をねじ伏せるようなことをしてほしくはない。

 日報は「勇退」(広辞苑をひもとくと、後進に道を開くため自ら進んで身をひくこと、と

ある)と表現しているが、二度も立候補しながら信任を得ることができなかった。追い

詰められた結果としての辞意表明である。勇退というのはおかしい。また、これは学

長のみならず学長を支持してきたグループの敗北であることに間違いはないから、退

陣という言葉の方がふさわしいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 中島学長3月に退陣

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.baba-law.jp/cmt/mt-tb.cgi/33

コメントする

このブログ記事について

このページは、馬場秀幸が2007年12月14日 10:27に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ジャックランドの原稿書き」です。

次のブログ記事は「安倍の亡霊④ 年金はやっぱり他人事?」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.0