古代から受け継ぐ米づくり文化について語り合う「第22回赤米シンポジウム」(日本古代稲研究会主催)が23日、新居浜市内であり、赤米や黒米などの研究や栽培について理解を深めた。 全国から専門家や同研究会会員など約70人が参加。食文化研究家の近藤日出男さん=新居浜市北内町3丁目=が「黒米を含む雑穀食は未来食」と題し講演。近藤さんは、ファーストフードに代表される現代の食文化を批判した上で、「古代から日本人の生命運動を支えてきた米文化について、もう一度見直すべき。長生きには米と野菜が必要」と話した。