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H2Aロケット あす打ち上げ/種子島
(02/22 07:36)
超高速インターネット衛星きずなのイメージ(宇宙航空研究開発機構提供)
 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は、機体の不具合で延期していたH2Aロケット14号機を23日、種子島宇宙センター(南種子町)から打ち上げる。打ち上げ時刻は午後4時20分。
 14号機は超高速インターネット衛星「きずな」を搭載。地上インフラが整備されていない山間部や離島でも、アンテナがあれば衛星を介して高速インターネットが利用可能になる。地域間の情報格差(デジタルデバイド)解消や、災害時に地上インフラのバックアップとなる技術の開発を目指す。
 三菱重工によると、ロケット、衛星ともに準備は順調。不具合を起こし交換した2段目ロケットの姿勢制御装置も正常という。
 宇宙機構の発表によると、打ち上げ当日のセンター周辺の天気は曇りのち時々晴れ。23日午前3時半からロケットを射点に移し燃料を充てんする。
 14号機は打ち上げ後、南東へ飛行。約30分後、赤道上空の高度283キロ付近できずなを分離する。
 23日午後3時20分から鹿児島市の市立科学館で、同50分からは同市のJR鹿児島中央駅アミュ広場と鹿屋市のリナシティかのや、肝付町の内之浦銀河アリーナで打ち上げのライブ中継がある。
 





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