国内

統一協会系団体に家宅捜査。元信者・記者の実体験報告

2月19日 17時30分

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 今月18日、統一協会の関連施設であるボランティア団体「SHINZEN」に、警視庁の捜索のメスが入った。容疑は同団体の男性会員が東京都のマンションに無断で入った住居侵入の疑いである。

「この団体は表向き、国内外でボランティア活動を行っていることになっていますが、その実態は統一協会の資金集めのためのダミー組織です」。

そう語るのは、現在、霊感商法に詳しいジャーナリストして活動している人物だ。しかも彼は過去に元信者として、ニセボランティアの活動に従事させられた苦い経験を持つ。

「このニセボランティア活動はマニュアル化されています。訪問先の客に袋詰めしたハンカチや靴下を見せ、『身体障害者の人が袋詰めしたものです。寄付をお願いします』と頭を下げ、それを2千円から3千円で売るように言われています」。

 もちろん身体障害者が袋詰めしたというのは真っ赤なウソ。しかもその金は世田谷区の本部にはまず行くことはないという。

「ここで集められたお金はほぼ全額、活動組織の家賃や生活費、教祖への献金にあてられます」(前出・ジャーナリスト)。

 通常、警察に捕まっても「統一協会と同団体は関係ない」と言うようにマニュアルで指示されている。それにもかかわらず、今回の捜査のメスが入ったのはなぜなのか。

「おそらく逮捕された男性がまだ信者経験の浅い人だったのでしょう。それで『自分は統一協会の信者』と本当のことを言ってしまった。警察はうまく統一協会側のウソの間隙をぬって捜査したといえます」(前出・ジャーナリスト)。

 今後は、宗教団体である統一協会の本体とのつながりの有無が焦点になる。もうすでに数々の民事裁判により、「SHINZEN」との関連が数多く指摘されているだけに、捜査の行方から目が離せない。

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