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中国、月周回衛星「嫦娥2号」を来年打ち上げへ

 中国は昨年10月の月周回衛星「嫦娥(じょうが)1号」に続き、さらに性能が高い「嫦娥2号」を来年にも打ち上げる方針だ。

 中国の月探査計画「嫦娥プロジェクト」の設計責任者を務める中国科学院の葉培建院士は、「嫦娥2号は1号よりはるかに月に接近した状態で探査作業を行う」と話した。中国メディアが22日伝えた。

 嫦娥1号は月の上空200キロを周回するが、嫦娥2号は上空100キロまで接近する。また、性能を大幅に改善した三次元映像カメラなど最新の観測装備を搭載しており、より精密な観測と探査が可能になる。

 中国は2012年に無人月面着陸船を送り、表面の鉱物を採取し帰還させる。また、17年には有人宇宙船を月に送る計画だ。葉院士は「月面着陸船の開発も2年以内に完了する」と述べた。

北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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