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【皇室ウイークリー】(16)雅子さま、ご乗馬 父母会は残念ながらキャンセルに (1/3ページ)
皇太子さまと雅子さまは18日、東京・元赤坂の東宮御所で、新たに秋篠宮ご一家の侍女長に就任した大内映子さんからあいさつを受けられた。
また、雅子さまは20日、治療の一環で続けている乗馬をされた。
22日は、敬宮愛子さまが4月から入学する学習院初等科(東京都新宿区)の「父母会」に出席し、入学前の説明などを受ける予定だったが、体調が優れず、キャンセルされた。父母会は昨年11月にも行われ、その際は出席されていた。
天皇陛下と皇太子さまは17日、それぞれ皇居・賢所仮殿で「祈年祭の儀」に臨み、今年の五穀豊穣(ほうじょう)を祈られた。
19日夜には、皇居・御所で天皇、皇后両陛下と皇太子さまで夕食をともにされた。
宮内庁の羽毛田信吾長官が13日に皇太子ご一家の参内(=御所訪問)回数の増加を求める“異例の発言”をして以降、初めての参内として話題になった。はたしてどんな会話があったのだろうか。
両陛下は18日、国立新美術館(東京都港区)で「没後50年 横山大観−新たなる伝説へ」を鑑賞された。水滴が川、海を経て、最後は竜になるまでの様子を描いた全長約40メートルの水墨画「生々流転」(重要文化財)などを興味深くご観覧。両陛下の登場に驚く一般客に自ら近づき、優しく話しかけられていた。
ちなみに両陛下をお迎えした館長の林田英樹氏は、平成18年4月まで皇太子ご一家のお世話をする宮内庁東宮職のトップ「東宮大夫」を務め、皇太子さまの「人格否定発言」(平成16年5月)への対応や、療養中の雅子さまの病名発表(同年7月)に携わった。
天皇陛下は20日、皇居・宮殿で経済産業省の北畑隆生事務次官からご進講を受けられた。
ご進講は皇太子が“帝王学”の一環として、学者から歴代天皇の実績などを学ぶ個人授業が有名だが、各省庁の事務次官によるご進講は、教養として国情を知っていただく意味合いが強い。