08年の世界最高峰レース「F1」の日本グランプリが10月10日〜12日、「富士スピードウェイ」(静岡県小山町)で開かれることが明らかになった。決勝日は11万人、3日間通算では約22万人の来場を見込んでいる。
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同サーキットでは昨年30年ぶりのF1開催が実現。仮設スタンドを増設し、交通渋滞を回避するため、観戦チケットと最終アクセスをセットにした「チケット&ライドシステム」を導入したが、予選と決勝日に降った大雨のため、一部の道路が陥没するなどしてスタートまでに観客が到着できなかった。また、仮設スタンドから一部からコースが見えず、代金を払い戻しするなどのトラブルが相次いだ。
今年は、「チケット&ライドシステム」は継続されるが、昨年雨の中7時間以上のバス待ちの列ができたため、会場にバスを待機させ、乗車したまま発車を待つことが出来る「留め置き方式」に変更。施設では、大型スクリーンや照明、放送機器など充実させ、仮設トイレやスタッフの増員などを徹底していくという。
今季のF1には、スーパーアグリ(ホンダ)から佐藤琢磨選手、ウィリアムズ(トヨタ)から中嶋一貴選手が参戦。小林可夢偉(トヨタ)、山本左近(ルノー)の両選手は、テストドライバーとして参加することが決定している。
日本グランプリのチケット申し込みは5月12日から。問い合わせはコールセンター(0120・337・268 21日から、平日午前10時〜午後5時)【西村綾乃】
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