新日本・蝶野が橋下知事に黒い勧誘

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橋下大阪府知事に共闘を訴えた蝶野=都内【デイリースポーツ】

 大阪を黒く染める-。新日本の蝶野正洋(44)が22日、デイリースポーツの取材に対し、近年、大阪エリアで目立っているプロレス人気低迷の打開策として、橋下徹大阪府知事(38)との共闘をぶち上げた。
 黒いカリスマはドラディションの23日・大阪府立体育会館第2競技場大会に電撃参戦。05年7月の全日本・代々木大会以来となる他団体出撃で藤波辰爾(54)とレジェンドタッグを結成し、ヒロ斉藤&グラン浜田組と激突するが、その背景には「藤波さんは大阪に強い人脈を持っている」という“黒い計算”があった。2・23を起点に、大阪の現状を黒く変革する。
 その救世主として、蝶野が白羽ならぬ“黒羽”の矢を立てたのが橋下知事。「橋下さん、プロレスは好きかい?俺と組んで大阪を盛り上げようじゃないか。なんなら俺が出場する試合に招待するよ。一度生で試合を見てほしい」。父の赴任地だった米シアトルで生まれ、東京・三鷹市で育った蝶野だが、橋下知事と“黒い連立政権”を樹立した暁には、本気で「大阪黒色化計画」を推進する覚悟だ。
 大阪は黒い出発点。まずは“天下の台所”に一石を投じ、近い将来には団体の垣根を越えた「プロレス大連立」を目指す。

[デイリースポーツ]

[ スポーツナビ 2008年2月23日 11:13 ]

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