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憂鬱と官能の音楽。の、青い夜。 [2005年04月25日(月)]
Jazzを聴きに BlueNoteへ

菊地成孔という音楽家が好きで
異国に旅立つ友人に向けた手紙に引用した
「鴨を味わいに」云々も、彼の言葉で

Degustation A Jazz 
Jazzを試食する の意

この実験的なアルバムの
東京での唯一のPartyの青い夜

DSC02519.jpg


自らの職業を「憂鬱を官能に変える職業」と形容する
その意味を おそらく私は正確に理解しておらず
「官能」の定義を正確に知らず

今夜 BlueNoteのステージから発せられた全ての音は
私の知る少ない語彙の如何なる言葉で形容されるものではなく
五感を総動員して 降り注ぐ音をただ受け入れるしかない
この感覚は もしかして 官能で

動物的な匂いを放つUAの歌声と
機械じかけの人形のようなカヒミ・カリイと
撫でるだけで魔法のような音を鳴らす南博のピアノと
聴くだけで電流の走る菊地成孔のサックスと

五感すべてが鋭敏になり ワインが体を流れる音まで聞こえそうで

嘘みたいな時間が過ぎて 音楽が鳴り止み
新譜にサインをもらうため 音楽家の前へ
私の名前と 自分の名前を書いたあと
Thierry Muglerの Angel という名の香水を
新譜の紙のジャケットにふりかけた音楽家に
思わず

あたしにもかけてください

と言ってしまうと 
音楽家は もちろん。と
着物の胸元に香水をふりかけ
サックスを奏でた指で
私の襟元をすこし開け 
胸の皮膚の上にも香水を

もう、どうにでもしてくれ。

外に出ると 東京の四月の夜はあたたかく
甘い香りが 空気に混ざり
頬が上気したまま 眠れるなんて
夢みたいだ 
夢なのかな
またいつか会えるまで
憂鬱を準備しておこう

おやすみなさい
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Posted at 01:02 | きいたおと | この記事のURL | Clip!!
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人生経験値ヲ測定シテミル。 [2005年04月21日(木)]
img20050421.jpg


Xiao-Longのmixi日記と、カノリくんのBlogにあった人生経験値ってのをやってみる。
占いはよくあるけど、こういうのは初めてだな。
やってみる前から偏った結果になる匂いがぷんぷんします。

入院 ○(原因不明の肝臓病。飲みすぎ?)
骨折 ×
献血 ×
失神 ×
結婚 ×
離婚 ×
フーゾク ×(カナダでストリップとゲイクラブ行ったけどフーゾク?)
しゃぶしゃぶ ○
エスカルゴ ○(父親とデートで)
万引き ×(品行方正)
補導 ×(品行方正)
女を殴る ×(これはやっちゃイカンでしょ)
男を殴る ○(平手打ち)
就職 ○(強運)
退職 ×
転職 ×
アルバイト ○
海外旅行 ○
ギター ×
ピアノ ○(15年!)
バイオリン ×
メガネ ○(家にいるときは)
コンタクト ○(家の外にいるときは)
オペラ鑑賞 ○(Beijing Operaを数回)
テレビ出演 ○(12歳のとき)
パチンコ ○(幼少のみぎり)
競馬 ×
ラグビー ×(観戦はあるけど・・?)
ライヴ出演 ×
合コン ×(ヒトミシリなもんで)
北海道 ○
沖縄 ×(デビューしたい!)
四国 ○
大阪 ○
名古屋 ○
仙台 ○
漫画喫茶 ○
ネットカフェ ○
油絵 ×
エスカレーターを逆走 ○(若気の至り)
フルマラソン ×
自動車の運転 ○
バイク運転 ○(原付で10mほど)
10kg以上減量 ×
エステ ×
交通事故 ×
電車とホームの隙間に落ちる ×
お年玉をあげる ○(甥っ子が3人いるので)
ドストエフスキー ○(何読んだんだっけ?)
大江健三郎 ○(何読んだんだっけ?)
ゲーテ ○(何読んだんだっけ?)
一万円以上拾う ×(視界が狭いので)
一万円以上落とす ×
徹夜で並ぶ ×
金髪 ×
ピアス ○(左ふたつ右ひとつ)
50万円以上の買い物 ×(小市民)
ローン ×
両国国技館 ×
日本武道館 ×
日清パワーステーション ×
横浜アリーナ ×
ラヴレターをもらう ×(・・ないはず。メールだとあるかも?)
手術 ×
選挙の投票 ○
イヌネコを飼う ○
一目ぼれ ○(しがちだ)
幽体離脱 ×
前世の記憶 ×
ヨガ ×
OSの再インストール ○(会社のPCをよく壊す)
ヴォイスチャット ×
先生に殴られる ×(品行方正)
廊下に立たされる ×(品行方正)
徒競走で一位 ×
リレーの選手 ×
メルヴィル ×
妊婦に席をゆずる ○
他人の子どもをしかる ○ (甥っ子を時々)
20過ぎてしらふで転ぶ ×
コスプレ ○(チャイナドレスはコスプレ?)
ジャケ買い ○
同棲 ○(もしかしてこれどんどん赤裸々になってくの?)
ストリート誌に載る ×
2メートル以上の高さから落ちる ×
ものもらい ×
学級委員長 ×
ちばあきお ×
ちばてつや ×
岡崎京子 ○
南Q太 ×
恋人が外国人 ○
治験 ×

--追加--
ナンパ ×(したことはない。たぶん。)
逆ナンパ ○(されたことはある。数度。)
蒙古斑 ×
喫煙 ○(10代の頃から)
禁煙 ×
酔って記憶をなくす ×(どれだけ飲んでもあまり酔わないのです!)
出待ち ×
飲酒運転 ×
コミケ ×(!!!「恋の門」!!!)
飛行機 ○(一時期よく乗ってた)
ディズニーランド ×
一人暮らし ○
スキー ×
スノボ ○
サーフィン ×
フジロック ×
異性に告白 ○(直情型なんで)
同性から告白される ×(真剣に。は、ないはず)
中退 ×(入学したばかりだ!)
留年 ×
浪人 ×

・・・こ、こんなんなりました・・偏ってるのかな・・わからん・・
ディズニーランド行ったことなし。は、けっこう驚かれるなぁ。

関西人としてはオチがないのが悔しいぞ。

はっ。こんなことしてる場合では!・・・勉強します・・。
Posted at 23:55 | つれづれ | この記事のURL | Clip!!
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東京の中の異国ツアー ペルシャ篇Vol.2/水煙草ふかす夜 [2005年04月20日(水)]
ダンサーさんはセクシーというよりキュートな印象。
曲調の異なる数曲を踊りこなす。何年ぐらい経験つめばこういうの踊れるようになるんだろう。

乱入したメキシカン侍5君のお友達・エジプトからのお客様もベリーダンスに参戦。上手!
DSC02476.jpg


個人的には王子様みたいな衣装のしゅんさんの踊りがツボでした。か、かわいい・・。
DSC02483.jpg


危険人物オーラ120%のtakaくん。にやにやしすぎだっつーの!
DSC02484.jpg


ベリーダンス終了後、ふたたび飲み食う。不思議なお店で、コースでオーダーするとお客さんが食べきれないと叫ぶまでどんどん料理がでてくる。どうやって採算とってるのか不思議・・。
と、店長からの「やけどに気をつけて!」の説明の後、水煙草登場。

横についてるチューブみたいなのから吸引。中のしくみはよくわからなかったけど、煙草に火をつけて煙がこの不思議な形状のガラスを巡り巡って・・ってことなのだろうか。
ストロベリーやバナナなどいろんな味があって、ニコチン・タールは控えめなヘルシー煙草?らしい。味は微妙。ブルーベリー風味っていいたいのね?って味のもあって笑える。
DSC02490.jpg


閉店時間まで5時間きっちり居座り、可愛い店員のナディアちゃんに男児たちが出身地をきいたり(ウィグル人でした)、店長語の物まねしたりしつつお店を去る。

異国ツアーの真髄。な、お店でした。
しかも新宿などではなく、日暮里にあるってのがシュール。

せっかく東京のこちらがわにきたんだから、と、上野公園で引き続き飲むことに。
終電をさらりと忘れることにも、そろそろ慣れました、私。
何故か満開の枝垂桜を堪能しつつ、コンビニで調達したビール&ビスコ(なぜ?ビスコのパッケージの男の子?の顔が私に似てるらしい)で夜桜。

夜桜の下のtakaくん&たいぞうくん。特攻隊みたいだ・・まさしく。
DSC02504.jpg


眠気と寒気のピークがきたので、1時すぎにお先に退散!
夜の首都高から見る東京はやっぱり未来都市みたいで。不思議な夜だった。
Posted at 23:42 | 東京の中の異国ツアー | この記事のURL | Clip!!
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東京の中の異国ツアー ペルシャ篇Vol.1/民族衣装の坩堝 [2005年04月20日(水)]
谷中名物の「夕焼けだんだん」の呼び名を持つ何の変哲もない階段をだんだん上る。
「なんでこれ、夕焼けだんだんって言うの?」
「昔、高いマンションが建つ前は階段から夕焼けが綺麗に見えたんじゃない?」
だんだん上ると、目的地到着。

目的地はペルシャ料理「ZAKURO」。
本日の東京の中の異国ツアー4月ツアーは、ペルシャ。

DSC02457.jpg


まず、予約のために電話をかけたときから強烈だった。
妙なテンションの男性の声。明らかに異国の方だとわかる口調で後ろから流れてくる民族音楽。
「日にちは?」「16日で」「人数は」「30人で」「男女比は?」「え?あぁ。半々かな?」「男性の平均年齢は?」「うーん。30歳ぐらいかなぁ?」

・・・。
なぜ!なぜ!料理屋の予約で平均年齢を聞かれるのだ!!!!

先発下見参加隊に話したところ「あ、それたぶん店長の個人的な興味だよ」と、さらり。
どんな店ですかそれ。

まず、店に入ると店長or店員さんセレクトの民族衣装が文字通り投げて渡される。
「はいあなたこれ似合うわねーお姫様みたいねー」のトークつき。
明らかにこの店では女性優遇らしい。男性は何故か年齢問わず「はいはいー おじぃちゃーん」とおじいちゃん扱いだ。

白+ブルーで爽やかだったbillieちゃん。
DSC02470.jpg


修行中みたいなShozo&たいぞう君。
DSC02471.jpg


料理はシシカバブや酸味の強いカレーなど。ナンや、タイ米のような細長い米で食す。
これを現地のものと思われる黒or白ビールで!
テーブルがなく絨毯に置いた板の上に溢れる料理。もちろん靴を脱いで絨毯に座って食す。
料理は意外とスパイスが弱く食べやすいわ・・と思いながらもぐもぐ食べてると店長がメンチカツみたいなのを手にやってきた。
「はい、これ、新妻が作って失敗したハンバーグみたいでしょー」
・・・。もう何も言うことはありません。今すぐ芸人としてデビューしてほしい。

宴もたけなわになったところでベリーダンス開始の合図。
みんな壁際に移動してダンサーの登場を待つ。
DSC02472.jpg


可愛いダンサーさん登場。
最初はピンクの布で頭をすっぽり覆って登場したが、もちろんこのあとどんどん露出が高くなっていくのです・・
DSC02474.jpg


Vol.2に続く!
Posted at 11:25 | 東京の中の異国ツアー | この記事のURL | Clip!!
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曇りの日の谷中散歩。 [2005年04月18日(月)]
しがつじゅうろくにちどようび。くもり。

ゆうがた、にっぽりにいくようじがあったので、そのまえにやなかをぶらぶらすることにしました。

えにっき風って。書くの疲れるな。

曇りの土曜の夕方、日暮里に行く予定があり、せっかくこのエリアに来たんだから。と我的美術&建築の情報源・KIN兄様と谷中散歩することに。

東京メトロ千代田線根津駅を降り、渋い果物屋の脇を入るカフェで待ち合わせ。なんてことないカフェだけど、置いてる本のセレクトがツボ。ロシアアヴァンギャルドの画集など。そこで絵本読んで人待ち。というのがいかにもKIN兄らしい。

谷中の路地は道端で立ち話をするおじさんおばさんの数が半端じゃない。みんな家の中にいないで外に出る習慣なのか。ぶらぶら歩いてると脇を、子供を乗せたお母さんのチャリが通り過ぎ、おもむろに止まるとそこにいたおばさんたちが「おかえりー」の合唱。下町。

谷中散歩が御趣味であらせられるKIN兄の誘導により、まずは曙ハウス。

DSC02451.jpg


築何十年か想像もつかない曙ハウスは住居で、なんと現在も誰かが住んでいるらしい。
明らかに傾いた建物の入り口の自転車がそれを物語っている。
中はやはり歩くとミシミシ鳴るのだろか。

次に、谷中名所ともいえる「はん亭」をしげしげと外から眺めに。

DSC02452.jpg


ここは、有形文化財なのだけど中は料理屋。串かつの店。
いつの時代の建物なんだろう。千本格子に近づいてみると、そう遠くない昔に塗りなおしたのか、意外と古くない。内装も気になるので、今度着物でも着て串かつ食べに来たいなぁ。

はん亭の向かいにあるアンティーク着物屋を覗き、ポップな銘仙やチューリップ柄の春らしい帯に心奪われつつ、今度ゆっくり。と、店を出る。

心臓やぶりな坂を上り墓地の脇を歩くとさすがに寺町、寺の横に寺、その向かいも寺。
江戸時代の寺内町を抜けて小学校に通った古都出身の私には懐かしい、古い木の建物の匂いに溢れていて、おもわず深呼吸。

途中、丁子屋という染物屋で波千鳥の模様の手ぬぐいを買う。
白地に藍染。浴衣の季節にふわさしい柄。

次は古い銭湯を改装したギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE」へ。
番台を利用した受付、銭湯特有の高い天井と高い位置にある窓、白塗りの空間で観たのは
加藤泉という作家の「裸の人」という展覧。

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ギャラリーのホームページにあった、この写真を観て、どうしても生で観たくなったのだ。

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白い空間に寄りかかるように立つ「裸の人」。この作品はSCAI THE BATHHOUSEとは違う場所で撮られたらしいが、写真に写っていないこの「裸の人」が、どのような表情で壁に寄りかかっているのか、回り込んで確かめたいような、それはやっぱり残酷なような、力強いような、頼りないような。

SCAI THE BATHHOUSEに居た「裸の人」は大きい人、小さい人、正面を向く人、這い蹲る人。など、数人。とりわけ、3人の裸の人を集めた展示に見入る。四つん這いになる人の上に、さらに四つん這いになる人。その上に立ち、壁に寄りかかり、そこにはない窓から外を見るような姿の人。近づいてみると木彫りの人々の顔には蝋が塗ってあり、目は色とりどりの蝋の塊。この目に火をつけたら、涙を流すように蝋が滴るだろうか。私は一番上に立つ裸の人が、何を観ているのか。よりも、一番下で四つん這いになる裸の人が、どのような表情をしているのか。が断然気になり、四つん這いの臥せた顔を、ギャラリーの床にべたりと座り覗き込む。無表情。想像どおりの無表情を確かめると、蝋の目に火をつけて涙を流させたい衝動に駆られた。

いずれの裸の人。も、頼りない胴体に不釣合いなほど大きな頭。

なんとなく、頭をよぎったのは、最近読んだ中島らもの「怒る子は育つ」という一篇のエッセイの冒頭。

「子供というものが目に見えるようにニョキニョキと大きくなっていくのは、彼らが内に抱えている「怒り」のせいではないか、と僕は考える。大人のむら気や虫の居所のせいで理不尽な叱られ方をするたびに、子供は自分が子供であることに耐えられなくなる。水中でもがいて地を蹴るように彼らは大人へ向かって突進する。「今に見ていろ」という怒りや悲しみが彼らの背を日ごとに伸ばしていくのではないだろうか。そうでなければ子供は子供の王国の中に永久にとどまるであろう。」

この一文をはじめて読んだとき、たしかに、怒る子。であった自分の賛同者が現れたようで心の靄が僅かに晴れた。数人の裸の人。の居るSCAI THE BATHHOUSEは子供の王国のようでもあり子供の王国を後にした人たちの場所。のようでもあった。

ギャラリーを出てぶらぶら歩き、江戸千代紙の「いせ辰」へ。
店内には千代紙で作られた鯉のぼりのモビールや張子の虎が飾られ、そういえばもうすぐ端午の節句。同じ千代紙でも、京都の紙問屋にあるものとは違い、色数が少なく粋な印象。
KIN兄が折り紙を購入。私は夏の前に誂える予定の浴衣にあわせて、またここに扇子を買いに来よう、と思料。

魚屋も肉屋も活気に溢れる世にもかっこいい谷中銀座の商店街を抜け、細い路地に迷い込むと、猫。

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街を歩く人々の歩調もどことなくゆるりとしている。
やたら歩くのが速い私は、この街を歩くにはまだ、粋さが足りない。
今度は必然的に歩調が緩む着物に下駄で来よう、と妄想。

夕焼けだんだんを登ると、目的地に到着。
曇りの日の谷中散歩は、これにて終了。
Posted at 23:10 | つれづれ | この記事のURL | Clip!!
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昼寝。 [2005年04月17日(日)]
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おもいがけず早く目が覚めると
昨夜一緒にいた友達から携帯にメールが届いている
おはよう。と返事を書く

今日は予定がはいらないように丁寧に時間をつくった余白の一日で
晴れているので機嫌よくシーツを剥がして
洗濯機が回る音をききつつ
しまいこんだ春夏用のシーツをとりだす

2000年に香港の麻問屋で買った
白い麻のシーツをいたく気にいった

坂の多い香港島を散歩し坂の途中に古い鉄のドアに
Linen
と書かれた問屋を見つけ中に入ると天井まで麻の山

はじめて買う麻は なるべくシンプルなものを

問屋のおじさんは私に北京語をどこで習ったのだと
不思議そうに聞きながら
麻は涼しいからいいよと嬉しそうに言った

日本の冬は麻じゃ寒いと思うよ
と言い返すと困って笑っていた

洗濯を繰り返し何度も水をくぐった麻は
繊維が弱るどころか不思議に強度を増し
干すとあっという間に乾く
慌しい私にはうってつけの素材

去年買ったおおきめのベッド用に
白い麻のシーツをひとそろい買った

世の映画の中の もっとも好きなベッドシーンは
「勝手にしやがれ」の
白いシーツが動くだけの

と 考えていると眠くなったので昼寝でも

起きたら きっと夕方で

夜には 書けていない日記と手紙の返事を書けるかなぁ

おひさしぶりです
Posted at 14:21 | つれづれ | この記事のURL | Clip!!
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4月になりました。 [2005年04月04日(月)]
4月になりました。

できれば4月1日に、ウィット富みすぎな小粋な嘘のひとつやふたつ、Blogで書き散らして季節感を醸し出したかったのだけど・・眠すぎて挫折。眠すぎる理由ってのが年度末の激務の後、うっかり渋谷で夜中3時まで飲んじゃった。木曜なのに。ってのが反省すらすぐ忘れてしまう私らしすぎです。時間感覚を狂わせる内装の店で夜飲む時は気をつけろ!ってこんな教訓もそのうちすっかり忘れるでしょう。嗚呼。

さて、4月になりました。

身近にいる人には徐々に報告していたのですが、この4月から大学生になることとなりました。
社会人を辞めるわけではないので、社会人兼大学生。専門は美術(理論のほう)で、詳しく説明すると長くなるので割愛。今度会ったときにでも興味があれば尋ねてみてくだされ。ってわけで美大生です。しかもいきなり3年生。

img20050404.jpg私の仕事は友人界隈では働きすぎを真剣に心配されるレベルの激務で、しかもこれから10月頃までが怒涛の繁忙期。いったいこの生活のどこに勉学の入りこむ隙が・・?と決意した自分ですらひやひやです。現在、「履修登録」という非常に懐かしい響きの行為を数年ぶりに行ってますが、ただでさえ専門外(美術については趣味嗜好としてかなりの時間を割いて親しんでおりますが、学問として勉強するのは初めて。ちなみにかつて大学時代の専門は意外なことに法律。しかもその中でもやや特殊な刑事学。というやつでした)なので、履修登録書類を熟読、悩ましいので大学施設に赴き教科書や課題を見せてもらったり、ということを週末に粛々と行い、ややパニック気味で、これはそのうち落ち着きます。落ち着かせますとも、ええ。手続き関連が落ち着いたころに当然ながら、学ぶ。ということとの格闘がやってくるわけで。ああ。

しかし。日々、大きい小さい重い軽い問わず種々の決断を繰り返し過去から続く時間の延長線上で現在の私が或るわけですが、今回の変化。というか決断。は、ここ数年、いやもしかしたら生まれてこれまでの時間の中で私が下した様々な選択の中でもっとも前向きで楽しみなものです。後先。とか、金銭。とか、周囲の意見(これはもともとあまり聞かない傾向にありますが)。とか、しがらみ。とか、そういうもの全部すっとばして純粋に自分の好きなものときっちり向き合う決意。というのは、実は今回が初めてかもしれない。故に、即断即決直感型の私にしては、決断に至るまで珍しいほどの時間を要しました。

いや、仕事が。とか、いや、ずっと日本にいないかもしれないし。とか、曖昧な不安材料を押し返すエネルギーを、周囲にいる多くの友人たちから貰いました。ここ1年ほど、いろんなところに出没し、自分でもあきれるほど多くの人にお会いする機会をいただき、たわいのない話や真面目な話を繰り広げる中、ひそかに、こっそりと、心の中で、目の前にいる人物。が、何を大切にし、どう行動しているか。を観察させていただいておりました。ってこのあたり、人事的でイヤらしいんですが。何度もそのような会話を重ね、好きなことにどっぷり浸かりたい、私も。という流れに繋がったのは事実で。本来もっとさっぱりはっきりしてるはずが、あれこれ悩む私のうだうだした話に真剣につきあってくれた多くの友人たちに心から感謝します。ある友人にメールで報告し、「結構驚きましたが、凄く納得のベクトルですな。 いい感じです、Marikoがその道を選んだことにえらく喜びを感じます。」と返事が返ってきたときは、PC画面のこちらから頭を下げて感謝しました、ほんとに。

長くなりましたが、以上、報告兼決意表明?!

どこかに行くわけではないので、東京にいる皆様、ひきつづきよろしくお願いします。
1日はなぜ24時間なのか。なぜヒトは眠らなければならないのか。と、問うてどうする、な悩みに直面する昨今、時間の捻出方法が最大の知りたいこと。ですが、引き続き、会いたい人には押し倒すぐらいの勢いで会いに行きます。それは変わらず。会いたいと思ったら押し倒すぐらいの勢いで会いにきてくれ。と強気発言を吐く私に、これまた友人たちが、押し倒す!押し倒したい!と言ってくれてまたもや頭を下げてアリガトウと言いたい気分です。

4月は春真っ盛りの大好きな季節で、冬を象徴するような曇天が晴れ空が青いだけで世界が120%増しに美しく見えるのですが、この4月は特に、180%増しほどのキラキラ度で眩しくてしょうがない。
今日は、ふと読んだ、この言葉に胸打たれました。
「よくあるくとよくあることにでくわしあることにきづく」。
知らない知りたいことが山ほどあってそれをこれから知ることができる。というのは信じられないくらい幸せなことですね。よくあるいてそれらにひとつひとつ出会っていきたいと思います。

びっくりするぐらい前向きな文章になりましたが、これからもよろしくお願いします。
Posted at 00:48 | つれづれ | この記事のURL | Clip!!
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