総社市西郡の守安清幸さんのビニールハウスでは、セロリが2kg前後に育ち独特の香りを漂わせています。セロリの収穫は、一株一株手作業で行われます。守安さんは、セロリを傷めないよう鎌で刈り取った後、枯れた葉を切り落として形を整えていました。収穫されたセロリは、岡山県内をはじめ広島など近県に出荷されています。最近、出荷量が減少していますが、昭和50年代までは、長野や静岡の2大産地と並んで東京築地市場などへも出荷されていたそうです。セロリの収穫は、5月上旬まで続きます。
玉野市は、2008年度の当初予算案を発表しました。一般会計は209億円を超え、3年ぶりに200億円の大台を上回りました。しかし、施設の改修や子育て支援の充実など市民生活に密着した予算配分で依然緊縮型の予算編成となっています。
新年度の一般会計は209億2000万円あまりで、前の年よりも6.4%増えています。これは、焼却炉の改修や教育施設の耐震改修により、投資的経費を大幅に計上したためでそのほかの新規事業は抑えられています。歳入では景気の回復傾向から法人市民税の増加を見込む一方で、市税の増加に伴い地方交付税が減額されています。このため、黒田市政になってからの2年間抑制されていた市債を来年度は前の年より73.5%増やし、20億6000万円あまりとしました。また、今年度末の財政調整基金はおよそ9億円で、このうち3億円を当初予算の一般財源として切り崩します。歳出では施設の改修事業のほか、子育ての支援事業に重点的に予算を計上しています。主な事業はこれまで就学前の乳幼児を対象にしていた医療費の助成を小学3年生にまでひろげる事業に4400万円あまり、また、小学2年生を対象にした35人学級の実施に2000万円あまりとなっています。2008年度の当初予算案は2月28日に開会する3月定例市議会に提案されます。
これは総社ロータリークラブが属する国際ロータリー第2690地区と大田平和ロータリークラブが属する第3680地区が去年5月に姉妹縁組を結んだのを受けて、より交流を深めようとクラブ同士で姉妹縁組したものです。調印式では総社ロータリークラブの三宅周会長と大田平和ロータリークラブの金鎭鎬会長が調印を交わし、姉妹クラブを締結しました。大田平和ロータリークラブは韓国の中央に位置する韓国第5の都市・大田広域市にあります。総社ロータリークラブは台湾の玉里ロータリークラブにつづき、今回が2回目の国際姉妹縁組で、今後は奉仕活動や視察などを通して交流を図っていくことにしています。