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2月20日のながさきニュース
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長崎新聞
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「ミスター新幹線」小里氏招き講演会 長崎県知事ら300人参加
長崎県商工会議所連合会など県内の経済団体でつくる「九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)を実現させる会」(松藤悟会長)は十九日、自民党整備新幹線等鉄道調査会参与で元衆院議員の小里貞利氏を招き、長崎市内で講演会を開いた。
小里氏は二〇〇五年八月に引退するまで、鹿児島県選出の衆院議員として連続九回当選。労働大臣や自民党総務会長など歴任したほか、新幹線に関する党の要職を務めて「ミスター新幹線」と呼ばれ、九州新幹線鹿児島ルート実現に尽力した。
講演会は、長崎ルートの武雄温泉−諫早間の着工に道筋が示された中で、実現のめどが立っていない長崎までの延伸を早期に実現させようと企画。金子知事や田上長崎市長など約三百人が参加した。
小里氏は、整備新幹線をめぐって旧大蔵省やマスコミなどから「無駄な公共事業」と批判を浴びてきた歴史に触れ、「開業した新幹線が予想以上の効果を挙げているので、数年前から見方が変わってきている」と説明。「新幹線は地方活性化の主軸であり、長崎ルートも千載一遇のチャンスだ」と語った。
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