第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は22日、北海道・千歳航空基地のYS−11A「おじろ」で、オホーツク海の海氷観測を行った。昨年はほとんど接岸しなかったが、今年は網走付近から知床半島、国後島、根室半島まで達しており、乗員によると「氷の量は昨年より多く、平年並み」だという。
網走市では先月26日、港が流氷で埋まる「接岸初日」を迎えたが、今月上旬からの南風で、現在は氷のすき間から海水が見える状態になっている。