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隠蔽あれば辞任の認識 「雫石、なだしおと重大性変わらず」石破防衛相
このニュースのトピックス:航空機・海難事故
石破茂防衛相は22日の衆院安全保障委員会で、イージス艦衝突事故で防衛省・自衛隊による情報の隠蔽(いんぺい)や操作があった場合の自身の身の処し方に関し、「(辞任すべきとの)認識はある。情報操作が行われていれば、大臣として責任を取るべきだ」と述べた。社民党の辻元清美衆院議員への答弁。
辻元氏が、昭和46年の全日空機雫石衝突事故や63年の潜水艦「なだしお」事故で当時の防衛庁長官が引責辞任したことに言及したところ石破氏は今回の衝突事故について「その重大性は雫石、なだしおと変わるものであるとは思わない」と語った。
野党から石破氏の責任論が強まっているが、福田康夫首相は22日午前の閣僚懇談会で、石破氏に「引き続き防衛省改革に全力で当たってもらいたい」と述べ、辞任の必要はないとの認識を伝えている。