部下に言い掛かりをつけて暴行し、重傷を負わせたとして、富山北署は21日、富山市水橋池田舘、市環境センター岩瀬環境事務所業務長、青木清志容疑者(51)を傷害の疑いで逮捕した。容疑を認めている。
調べでは、青木容疑者は今月8日午後2時15分ごろ、同市岩瀬池田町の同事務所で、部下の男性職員(31)に、背中や腹部を3、4発けったり壁に押しつけるなどの暴行を加え、ろっ骨骨折など4週間の重傷を負わせた疑い。青木容疑者が一方的に暴行し、同僚らが止めに入ったという。
青木容疑者は「3月から(男性と)同じ班で勤務するので、若いやつになめられたくなかった」などと供述。男性は市の調査に「以前にも(同容疑者に)頭をたたかれるなどした」と話している。
市職員課の本江均課長は「原因を調査し、厳正に対処する」としている。【茶谷亮】
毎日新聞 2008年2月22日