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見張り員、伝達怠り濃厚(02/22 13:33:41)


 海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、衝突12分前に清徳丸の灯火を視認した右舷側の見張りの隊員が、艦橋内のレーダー担当隊員らに情報を伝達していなかった疑いがあることが22日、第3管区海上保安本部などの調べで分かった。

 最初に視認した直後からレーダーで清徳丸を確認し、動きを注視しながら適切な回避措置を取っていれば、衝突は避けられたとみられ、3管本部はあたご艦内の見張りとレーダー担当の連携ミスが事故につながった可能性が高いとみて、当直だった隊員らからさらに詳しく事情を聴く。

 3管本部や防衛省によると、事故当日の19日は、衝突直前の午前3時50分ごろから4時までの間に、艦橋の当直員10人全員が交代。右舷側の見張り隊員は、衝突12分前の同3時55分に清徳丸の灯火を初めて視認したが、艦橋内のレーダー担当の隊員らに伝えていなかったとみられる。

 

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