中国人ビザ要件緩和/観光客誘致
県議会(仲里利信議長)二月定例会代表質問最終日が二十二日午前、行われた。仲井真弘多知事は、外国人観光客の誘致策について「中国に関してビザ(査証)発給の要件緩和が進んでおり、団体旅行に加え、三月から家族旅行も可能となる。今後とも、中国人観光客に対するビザ発給の要件緩和が促進されるよう関係機関と連携を密にし、国に働き掛けていく」と述べた。
医師不足対策について仲井真知事は「女性医師の再就業の支援や勤務環境の改善などを図り、中長期的な医師確保につなげていきたい」と述べ、本年度から実施している離島・へき地ドクターバンク等支援事業などに加えて、医師不足解消に取り組む考えを示した。
米軍嘉手納基地より南の基地返還に伴う跡地利用の法制度については「現行の枠組みの継続と、新たな制度の検討も含め、きめ細かな対応を政府に求めていく」とした。いずれも糸洲朝則氏(公明県民会議)への答弁。