防衛省の説明に地元から批判
今回の事故で、防衛省は当初、イージス艦が漁船に気づいたのは事故発生の2分前と説明していましたが、その後、12分前だったと説明を変えました。こうしたなか、石破防衛大臣は、21日、漁船の所属する千葉県勝浦市の漁協などを訪れましたが、漁業関係者からは「事実を隠そうとしているのではないか」といった批判が相次ぎました。これについて、石破防衛大臣は記者団に対し、「未確認の情報でも、できるかぎり発表するようにしているが、そうすると、そのあとで違う情報が入ってくることもある。情報の出し方はさらに適切な対応が必要だ」と述べました。防衛省内では「海上保安庁が捜査を続けている間は、イージス艦の艦長らから事情を聞くこともままならず、独自の調査には限界がある」といった指摘も出ており、こうしたなかで、いかに不信感を招かない説明を行えるか、対応に迫られています。 |
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