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書籍差し止め「尖閣」表記違反と上海税関

 中国上海市の上海日本人学校浦東校が日本から取り寄せた書籍の通関が差し止められた問題で、上海の税関は22日、中国が領有権を主張している尖閣諸島(中国名・釣魚島)を日本領と書籍で表記していたことが理由だったことを明らかにした。共同通信の取材に文書で回答した。

 税関は「わが国の領土である『釣魚島』を『尖閣』と表示している上、日本の領土に入れている」と指摘。その内容は、中国の出版管理条例の規定に違反していると説明した。書籍は税関が保管していて、規定に従って処分するという。

 この問題では、浦東校が日本から先月取り寄せた図書館用書籍892冊の通関が差し止められ、日本総領事館が14日に早期通関を要請。結果的に地理関係の8冊以外は浦東校に届けられたが、8冊は通関できないままになっていた。

[2008年2月22日19時54分]

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