ネットのデータ量 2.5倍に
この調査は、総務省が主なインターネット接続会社からの聞き取りなどを基に、試算、試みの計算としてまとめたものです。それによりますと、国内のインターネットで高速のブロードバンド回線を通じてやり取りされているデータは、去年11月の時点で、平均、毎秒800ギガビットと、3年前に比べて2.5倍に増えました。特に、海外から国内の主なネット接続会社に入ってくるデータが、この1年半で2倍に伸びており、総務省では、動画を見たり、みずから載せたりして楽しむ「動画投稿サイト」の人気が背景の1つとみています。インターネットでは、データの量が増え続けることで、回線が混雑して通信速度が遅くなったり、接続する料金が高くなったりするといった影響が懸念されています。このため総務省では、今回の調査結果などを基に、混雑の原因となっている利用者について、ネットの利用を制限できるようにする仕組みづくりや、データを効率的にやりとりする新しい技術の普及に向けて検討を進めることにしています。 |
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