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中国も早期警戒管制機生産、韓半島が監視範囲内に

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中国も早期警戒管制機生産、韓半島が監視範囲内に

 中国が早期警戒管制機(AWACS)の量産態勢に入った。専門誌の中国航空報によると、同国は1994年から早期警戒管制機のモデル開発を進めてきたが、このほど試験飛行に成功した。モデル名はKJ‐2000(空警2000)だ。胡錦濤国家主席、呉邦国・全国人民代表大会常務委員長、賈慶林・全国人民政治協商会議主席ら党、政府、軍の最高首脳はこのほど、開発に成功した中国航空工業第一集団(一航)へ祝賀に訪れた。

 欧米の軍情報当局が把握している情報によれば、中国が量産態勢に入ったKJ‐2000の性能について、胴体はロシア製爆撃機IL‐76を原型とし、レーダーはイスラエル・エルタ社のファルコン位相配列レーダー(PAR)を搭載している。

 米軍の早期警戒管制機は胴体上部にあるレーダードームが回転して目標物を追跡するが、KJ‐2000のレーダードームは固定式で電子スキャン技術で全方位を監視する。KJ‐2000は上空5000−1万キロを飛行し、半径400キロ以内の目標物60−100個を同時に追跡できるという。山東省の空軍基地から発進した場合、1機で韓半島(朝鮮半島)の大半の地域を監視することが可能だ。

 中国は1994年にロシア、イスラエルと早期警戒管制機用のレーダーシステムの開発に向け10億ドル(約1070億ドル)規模の契約を締結したのに続き、96年に2億5000万ドル(約268億円)の追加契約を結んだ。しかし、98年以降は米防衛大手レイシオン社とエルタ社が共同開発、生産したファルコンレーダーの技術が中国に供与されることに対し、クリントン政権が強硬に反対。2000年7月にはイスラエル側との契約が破棄された。

 中国はKJ‐2000に搭載されたレーダーを独自開発したと主張しているが、西側の軍情報当局は技術の土台はイスラエル製のファルコンレーダーだとみている。中国はKJ‐200(空警200)と呼ばれるプロペラ型小型早期警戒機も開発している。

北京=朴勝俊(パク・スンジュン)特派員



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