お客様各位

中国餃子の事件につきまして

ヨコミゾから皆様に伝えたいこと
〜口に入れる食べ物だからこそ、安心して食べられる餃子を届けたい〜



いつも大変お世話になっております。
皆様には、長年にわたり「生協さん」を通じご愛顧をいただいております「香港ギョーザ」を製造している
株式会社ヨコミゾの代表を務めております横溝と申します。
 
先般、中国製の冷凍餃子に農薬成分が混入するという大きな事件が発生をいたしましたが、
今回の事件で、長らく私どもの商品をご愛顧いただいてこられたお客様の中には、不安を持たれている方もいらっしゃると思い、今回、このようなお手紙を書かせていただきました。

私どもの商品は、長年にわたり、埼玉県さいたま市の自社工場で1つ1つ丁寧に作っており、
安心して、食べていただけるものです。

「生産者が自らの手で責任をもってお客様へ食品を提供する」という私どもの理念、考え方も
含め、以下、お伝えをさせて頂きたく考えておりますので、お時間があるときに、何卒、ご一読を頂き、
私どものことを少しでも知っていただけたら大変ありがたく存じます。

■46年にわたり、国内自社工場(埼玉県さいたま市(旧大宮市))で作り続けてまいりました。
私どもは、埼玉県さいたま市(旧大宮市)で、創業から46年間、餃子、シュウマイを埼玉県で作り、
商売をさせていただいて参りました。
大宮の地で現会長が「(有)ヨコミゾ油脂店」として創業をし、その後精肉店業務にも進出を致しました。
その傍らで餃子、シュウマイを作り始めたのがきっかけです。徐々にその味にお客様がついてきてくださり、現在まで発展できることができました。効率、規模を考え、中国に工場を作ったらどうか、というお話もございましたが、あくまで規模、効率を追うのではなく、40年以上変わらぬ味を守りつづけるため、
現在も、昔からおつきあいをしている取引先と一緒に、国内で製造し、国内で販売を行っております。

■香港ギョーザの主原料の豚肉、野菜はすべて国産の原料を使用しています。
世の中に食べ物があふれはじめ、今では、餃子、シュウマイを作っている私共の様なメーカーは
「コスト削減」のために、様々な対応をせざるを得ない状況です。
私どもヨコミゾは、「国産豚肉、国産野菜、国内製造」に可能な限りこだわってまいりました。その理由は、
価格競争ではなく、ヨコミゾだからこそ守るべきものは、生産者として責任をもって自信をもって口に入れる食べ物を作ること」というポリシーがあるからです。

我々の主力商品「香港ギョーザ」は、一部、調味料で外国産(こしょうなどは、海外のものを使わざるを得ません)ではありますが、主原料の豚肉、お野菜(キャベツ、にんにく、にら、しょうがなど)は、全て国産のものを使用しております。

また、実は、「化学調味料」も一切使用していません。ですので、弊社の餃子は、他社の商品と比べて味が若干薄い、と感じられるかもしれませんが、お客様からは「素材の味が生きている」「いくらでも食べれる」というお声を頂戴しております。

こういった考えが受け入れられ、私どもの主な商品の販路も「生協」さんになっております。今回の事件を
きっかけに、大変有難いことに、様々なところから、「是非ともヨコミゾの餃子を扱わせてもらえないか?」
といったお問い合わせを頂いており、これからも「守るべきポリシー」を守り続けていきたいと考えております。

なお、国産商品であるのにも関わらず、商品の名前が「香港ギョーザ」である由来は、香港出身の広東料理人に技術指導をして作ってもらったため、本場の技術をつかった本場の味をイメージして、「香港ギョーザ」と致しました。

何かご質問がございましたら、以下のお客様窓口へご遠慮なくお問い合わせください。
 
今後とも、皆様のお声を頂戴しながら、安心、安全で、美味しい餃子作りに精進してまいりますので、ご愛顧をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  お客様窓口電話:048-625-8511
  お客様窓口アドレス:info@e-yokomizo.com

平成20年1月31日
株式会社ヨコミゾ

代表取締役 横溝 泰三
工場長 島崎 幸司


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