2008年2月22日 14時16分更新
夜間の救急医療体制の充実を図るため、夜間の急病センターがオープンする釧路市で、20日夜、フォーラムが開かれ、タクシー代わりに救急車を呼んだりしないよう、消防や医療の関係者が、センターの適切な利用を市民に訴えました。
釧路市医師会が開いたフォーラムには市民260人が参加し、パネルディスカッションが行われました。この中で消防の関係者が、軽い症状にもかかわらず、タクシー代わりに救急車を呼ぶ患者が依然として多く、重大な患者に対応できなくなる恐れがあるとして症状が軽い場合は、安易に救急車を呼ばずに、自分で病院に行くよう訴えました。また、医療関係者は、夜間急病センターは、あくまでも急病の患者が対象なので、緊急性がない場合は、昼間に病院に行って欲しいと訴えました。釧路市医師会では、ことし4月にオープンする夜間急病センターのより円滑な運営を目指し、医師の確保に向けて、全力をあげたい考えです。