釧路放送局

2008年2月22日 14時16分更新

阿寒湖畔診療所に女性医師着任へ


去年4月から常勤の医師が不在となっていた阿寒湖温泉の診療所に、ことし4月から、常勤医師1人が着任することになり、1年ぶりに、平日5日間の日中は、毎日診療を受けることが可能になります。

道立阿寒湖畔診療所に着任するのは、現在、京都府立医科大学に勤務している、内科医の福井和佳子医師です。(48歳)診療所では、去年4月から常勤医師が不在となり、診療日は、道や市から医師が派遣される平日の3日間だけという状態が続いていました。しかし、福井医師の着任により、診療日は、平日の5日間に拡大する上、この1年間はまったく対応できなかった夜間の急患についても、症状によっては、診療所での対応が可能になります。常勤医師の確保に向けて署名活動を行ってきた、地元の協議会の長井清会長は「正直ほっとしている。住民と医師との対話を増やして医師が働きやすい環境づくりを進めていきたい」と話しています。