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2008-02-08 最初に採用するとしたら製薬会社
■[医学]最初に採用するとしたら製薬会社

水商売ウォッチングの掲示板兼ゲストブックで、「燃費向上グッズ」の話題があった。apjさんのコメント。
何せ名だたる自動車メーカーですから、エンジンの燃焼試験も効率の試験も大変に確かです。巷に溢れるこの手のグッズは、一度はテストしているようです。その結果、効果はゼロとは断言できないが(ゼロであることの証明は事実上不可能なので)、仮にあったとしてもごくごく微小で、グッズを搭載することによる自動車の製造コスト増を考えると全く引き合わないそうです。
そんなに劇的にエンジンの効率を上げるモノがあったら、車屋さんが真っ先に採用して搭載するはずなんですよね。それだけでもライバル会社に大差をつけることができますから。
まったくだ。この考え方のいいところは、個々の燃費向上グッズの細部の知識が不要なこと。「電磁波を反射する元素結晶体ってなんだよw」などと、いちいち突っ込む必要がなくなる。厳密に言えば、まだ自動車メーカーの目に留まっていないだけの、本当に革新的な技術が使用されているという可能性がゼロであるとは断言できない。けれども人生は短いので、わずかな可能性をいちいち検討するのは時間の無駄であろう。思考の節約になる。同様のことは代替医療の分野でも言える。治療者の特殊な能力が必要と主張されているものや、生活習慣や食習慣の改善を勧めるものはともかく、高価な商品を買わせるタイプのものであれば、こう考えてみよう。
そんなに治療効果のあるモノがあったら、薬屋さんが真っ先に採用して販売するはずなんですよね。それだけでもライバル会社に大差をつけることができますから。
代替療法支持者は、製薬会社が利益を守るために圧力をかけて代替医療の普及を邪魔しているとしばしば主張する*1。わかりやすい陰謀論だ。陰謀論者が見落としているのは、複数の製薬会社が競争しているという事実である。
*1:たとえば、「その学会誌に投稿している研究者が、抗がん剤製造メーカーから研究資金やキックバックを得ていないという保障が何処にあるのか。レフェリーは公正な判断を下せるだけの十分な立場にあるのか」 URL:http://neuroendocrine-tumor.cocolog-nifty.com/pancreac_endocrine_tumor/2006/08/post_8992.html#comment-30027345
進化論やら相対性理論を否定できたら、それこそ教科書に載るだろうに(教科書に名前が載るというのは、科学者としては最大級の名誉)。
まあ、自分の気にくわにゃーことはすべて陰謀だ、ちゅうのも、これはこれで「節約」はできているんだろうけどにゃ。論理とか証拠を節約しちゃっているにゃんね。
世の中には、目の前の癌治療専門医より、インチキ免疫療法、インチキ健康食品を頼りにしている愚か者で溢れている
酷い目に遭っても自業自得であるけれど、害を他人に及ぼす(他人の勧誘行為)に至れば、インチキ詐欺師と同様の非難を受け、責任を負うべきだろう
「ロックフェラー 陰謀」でググると472,000件もヒットしました。
彼らは世界一有名な陰謀一族なのです。
単に「詐欺師はだまして儲けようとしている」とだけ指摘する方がずっとマシだと思います。
こんなことでまともに論争するなんて馬鹿げている気がします。相手が誰でもやたらと喧嘩をふっかけたいというのであれば別ですが。
> 最初に採用するとしたら製薬会社
というのは成立しないと思います。欧米で普通になされている薬や機器などが日本ではなかなか普及しておらず、旧式のひどいものがいつまでも出回っているという現実がしばしば見られます。規制や不採算(数量不足)などの理由で有効なものが使えていないということは医療関係では多々あります。ご存じないのでしょうか?
現実には大手だって詐欺をしているところはたくさんあります。自動車用のオイルで「燃費が劇的に向上」と宣伝することもあるし。ガソリンのハイオク用の添加剤で「燃費が大幅に向上」と宣伝することもあるし。たいていは嘘ですけど。
製薬会社も同様で、甘い言葉で大幅な効果があるように見せかけていますが、たいていは誇張ですね。
NATROMさんは大手ならば正しいと信じがちですね。大手だって詐欺的だということを見逃しがちですよ。体質的に「寄らば大樹」「お上べったり」「長いものに巻かれる」でありすぎるんですよ。反骨精神とは反対で、弱い者いじめ・馬鹿いじめが好きみたい。「トンデモ狩り」という独特の項目までありますが、いじめたいのか、よほど暇なのか。
「そんなに儲かる不動産投資なんてのがあるなら(しかも、いろんな会社が何度も電話してくるほど知れ渡ってるやり方なら)…」
> tontonさん
あなたの話は根本的にズレてますよ。NATROMさんは「大手だから本当だ」とは言ってません。「本当なら大手が採用する」と言ってるのです。この2つの違いがわかりますか?
本当に効果があるなら、大手が採用しないでみすみす損をする理由は何ですか?
ご主張に興味がありますので、よろしければ典拠をお願いします。
たとえば、誰かが独自の進化理論を打ち立てたと主張して、ウェブサイトや査読のない単行本に発表したとします。その進化理論を批判するために、彼の主張のすみずみまで目を通す必要があるでしょうか?「長文乙。読んで欲しいなら学術誌に発表しな」で終わりで十分です。まともな主張であればどこかの学術誌には載ります。それとも、tontonさんはかような主張にも耳を傾ける必要があるとお考えですか?そのためのコストは利益に見合うものでしょうか。
本当に有用なら。
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/25_73ba.html
にしても、菊地氏@阪大ってホントに「火の玉教授」の主張した様に言ってたのかな?
菊池氏が本当に「科学的に全く無意味な表記。消費者は、商品の効果を科学的に確認する術がない。」と言ったとしても、「燃費向上グッズが本物ならメーカーが採用するだろう」というのは妥当な推論ではあっても科学的確認ではないはずです。大槻教授の批判は誤りだと私は考えます。
本当に向上するけどエンジンに悪影響を与えるのでメーカーは採用しないという可能性も捨て切れませんので、その推論をもって何かを確認したことにはならないでしょう。
それと菊地氏の発言が引用どおりならその前後を知りたいです。
私が消費者に確かめる術がないことを述べるなら、「科学的に全く無意味な表記。”しかし”消費者は、商品の効果を科学的に確認する術がない。」と言うでしょう。
この文章だけで判断すると菊池氏の主旨は科学的確認が不可能な消費者についてではなく、「消費者が科学的に確認できない表記は無意味である。」とふうに読めます。