飲酒運転で昨年摘発 村山山形県議 きょう辞表提出昨年5月、飲酒運転で摘発された山形県議会の村山隆議員(48)=東村山郡区=は21日、議員を辞職する意向を固めた。22日開会の県議会2月定例会に先立ち、阿部信矢議長に辞表を提出する見通し。関係者によると、村山氏は21日朝、地元中山町の支援者らに「議員を辞職することにした」などと電話で伝えたという。取材に対し、村山議員は「現段階ではノーコメント」と話した。 村山氏は昨年5月2日未明、山形市内で飲酒運転をし、摘発された。その後、県議会は議会初となる議員辞職勧告を決議。本会議や常任委員会への出席停止も求めたが、村山氏は「4年間の任期を全うする」と主張し、職にとどまっていた。 地元の中山、山辺の両町議会は今月6日、両町議会全員協議会で、村山氏に辞職を促すことを全会一致で決定。佐東貞美中山町議会議長らが本人に「県議会の辞職勧告を真摯(しんし)に受け止めてほしい」と申し入れていた。
2008年02月22日金曜日
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