KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2008年2月21日(木)の KCT TVニュースから]

連島産 ゴボウ抜き取り体験(倉敷市)

倉敷ブランドのひとつでもある連島ゴボウを地元の子どもたちにもっと知ってもらおうと若手生産者などが今の時期に採れる「新旬ゴボウ」の収穫体験会を開きました。
体験会は、倉敷市立連島西浦小学校の3年生40人を対象に開かれました。児童たちは、教室で、連島ゴボウの特徴や栽培方法などを学んだあとゴボウ畑に移動して、実際に収穫を体験しました。「連島ゴボウ」は、100年ほど前まで東高梁川が流れていた砂地の畑で作られ、柔らかく、アクが少ないのが特徴です。砂地で育ったゴボウは、手作業でも比較的抜きやすいのですが、初めて体験する子どもたちには、やや難しかったようで、力を入れて、抜き取った瞬間は、嬉しそうな歓声があがっていました。中国地域最大のゴボウの産地連島地区では、4年ほど前から1月から3月まで収穫できる「新旬ゴボウ栽培」に取り組んでいます。子どもたちは、悪戦苦闘しながらもやわらかい砂地から産まれた「新旬ゴボウ」のまっすぐさとその長さを実感していました。子どもたちが収穫したゴボウは、来週、学校給食でゴボウチップスに調理されて全校児童で味わうことになっています。

岡山県善行賞 高齢者を救った総社西中生徒5人へ

踏切内で立ち往生していた高齢女性を助けた総社市の中学生に岡山県から善行賞が贈られました。
岡山県善行賞を受賞したのは総社西中学校1年の小倉純一くんなど5人です。伝達式では総社警察署の日田吉章署長から一人ひとりに感謝状が手渡されました。5人は去年12月5日に総社市清音上中島の踏み切りで福祉用セニアカーに乗った78歳の女性が遮断機が降りて立ち往生しているのを発見しました。すぐに踏切の中に入って女性とセニアカーを踏切の外に運び出しました。日田署長はもし5人が助けていなかったら最悪の事態になったかもしれないとして勇気ある行動を称えていました。

総社の市民ボランティア 手作り環境紙芝居を贈呈(総社市)

ホタルの保護活動など自然環境問題に取り組んでいる総社市の市民ボランティア夢づくりクラブは、環境教育に役立ててと「ホタルの一生」をまとめた紙芝居を総社市へ寄贈しました。
紙芝居「ホタルの一生」を寄贈したのは、総社市泉の鶴崎治成さんを代表とする夢づくりクラブです。小学校の環境教育の教材として活用してくださいと3組の紙芝居を片岡聡一市長へ手渡し、さらに、片岡市長が総社北、総社、総社中央の3つの小学校長へ贈りました。去年11月、津山市で開かれた「おかやまホタルフォーラム」に参加した鶴崎さんは、ホタルの里津山市宮部地区の小学生が制作した紙芝居「ホタルの一生」に感動をうけました。そこで総社市の子どもたちにもこの紙芝居を見せ、自然を守る心を伝えたいと考えました。紙芝居は、クラブのメンバーとともに原版をコピーしておよそ一ヶ月かけて完成させました。紙芝居の寄贈を受けた小学校長は、「子どもたちの自然環境教育に有意義に活用したい」と話していました。

子育ての参考に 育ち合い講演会(倉敷市)

親としての自分を見つめ直し、子どもと共に成長していこうという「育ち合い」の講演会が倉敷市で開かれました。
この講演会は、親としての本音を語り合い、子育ての参考にしてもらおうと活動する育ち合いの会が開きました。会場には、子育て中の母親らおよそ50人が参加しました。講師には、岡山市在住で、親業訓練インストラクターの江崎 英子さんが招かれました。親業とは、子どもの心を理解し、話の通じ合う温かい親子関係を築くことをいいます。講演のなかで江崎さんは、「子どもは自分の気持ちを分かってくれる相手には、感情を吐き出し、素直に話を聞いてくれます」と説明し、「これまで伝えていたつもりだった『親としての本心』をきちんと言葉にして伝えることが大切です」と訴えました。また、「子どもの成長のためには、まず自分自身が生き生きとした生活をしていくことが必要」と話し、「自分のやりたいことを実行し、そこから生まれる心のゆとりが、子どもの気持ちを汲みとる力につながる」とアドバイスしました。訪れた人たちは、今後の子育ての参考にしようと江崎さんの話を熱心に聞き入っていました。

善行勤労青少年表彰(総社市)

総社市内の企業22社で組織する総社警察署管内職場警察連絡協議会は、20日、善行勤労青少年27人を表彰しました。
善行勤労青少年表彰は勤労意欲が旺盛で他の社員の模範となった若手従業員を表彰するものです。今年は、総社警察署管内職場警察連絡協議会に加盟している22社の企業で働く25歳までの若手従業員およそ800人のうち特に優秀と判断された27人が選ばれました。受賞者ひとりひとりに表彰状と記念品が手渡されたあと、職場警察連絡協議会の藤井 裕幸会長が、「今後も会社はもとより地域社会に貢献できる人間として磨きをかけてください」と受賞者を激励しました。受賞者を代表して総社工業の赤木 勇介さんは「社会人として責任ある行動をとることを肝に銘じ、意欲をもって様々なことにチャレンジしていきます」と謝辞を述べました。協議会では毎年優秀な若手従業員を表彰しており、この表彰を通じて、若者の仕事に対する意欲向上につなげていきたいとしています。

(最終更新 02/21-18:33)

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