21日に発売された中国のスポーツ紙「体壇週報」は、20日のサッカー東アジア選手権男子の日中戦で、日本の選手が多くのラフプレーを受けたことに関して「中国チームは自らに最も野蛮なチームというレッテルを張った」と批判する記事を掲載した。
同紙は「中国チームは技術や戦術レベルの向上に全力を傾注してこなかった」と指摘するとともに、戦績にこだわりすぎる中国サッカー協会幹部が選手をあおったとの見方を示した。
さらに、中国選手が日本選手の首をつかんだことを挙げ「いかにバランスが崩れた心理状態だったかが分かる」とした上で「すべての選手が興奮していては、試合に勝てるわけがない」と批判した。