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ページ更新時間:2008年2月21日(木) 07時59分

サッカー日中戦、大きな混乱はなし

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 中国の重慶で、日本と中国が対戦するサッカーの国際試合がありましたが、心配されていた大きな混乱はありませんでした。

 中国の重慶ではサッカーの東アジア選手権が行われていますが、日曜日に行われた男子・日本−北朝鮮戦で、中国人観客が試合前の君が代演奏にブーイングを浴びせるなど反日感情をむき出しにしたため、地元警察は日中の直接対決を前に、警備を強化していました。

 試合は1対0で日本が勝ちました。途中、日本の国旗を燃やす観客もいましたが、大規模な反日行動には発展しませんでした。

 今回、中国のサポーターのいらだちは、主に日本にではなく中国チームのコーチ陣に向けられ、スタジアムを後にする中国選手が乗ったバスを「チームがふがいないのは、コーチが悪いからだ」と取り囲み、バスが立ち往生する一幕もありました。

 この日、会場には「文化的な応援を」と呼びかける垂れ幕もありましたが、8月に迫ったオリンピックまでに観客のマナーは改善するのでしょうか。(20日23:59)