社会
小児科診療取りやめへ 加古川夜間急病センター
加古川市は二十一日、「加古川夜間急病センター」(同市米田町)で受け付けている深夜から明け方の小児科診療について、三月末で午前零時-六時の診療を取りやめることを明らかにした。地元小児科医と神戸大学医学部の医師が協力して担ってきたが、地元医の高齢化などで維持が難しくなったため。県内で現在、同様の小児科診療を実施しているのは姫路、尼崎、加古川市の三カ所だけ。
夜間診療は加古川、高砂市、稲美、播磨町と加古川市加古郡医師会、高砂市医師会でつくる財団法人「東播臨海救急医療協会」が運営。午後九時-午前六時まで、小児科と内科の診療を行っている。小児科診療は四月から、午後九時から午前零時までとなる。
現在、一週間のうち、四日間を神戸大学医学部、三日間を地元小児科医が担当。地元開業医の受け持ち分は年間で百五十六日となるが、医師が十八人しかおらず、一人当たり六週間に一回の宿直勤務をこなしている。しかし、四人が六十五歳以上で、日常の勤務が難しくなっているという。
加古川市は「午前零時までの時間帯にできるだけ利用してほしい」としている。(松井 元)
(2/21 14:43)
社会
- 丹波竜の首の骨発見 竜脚類では国内初(2/21 20:29)
- “90歳”誘導馬モテモテ 園田競馬場(2/21 15:00)
- 事件に即対応 懐にいつも警察手帳 兵庫県警(2/21 14:47)
- 小児科診療取りやめへ 加古川夜間急病センター(2/21 14:43)
- 「かぐやびな」光るすまし顔 生産ピーク 上郡(2/21 15:05)
- 南の島、ごみ減量化へ 西宮でNPOがノウハウ研修(2/21 09:04)
- 丹波竜、磨いて解明 クリーニング施設新設へ(2/21 09:35)
- 「ノリ守れ」妙手模索 播磨灘で色落ち深刻(2/21 10:03)
- 女児刺殺受け加古川市予算案 街路灯659基増設へ(2/21 09:48)
- 4年ぶり市税減収 加古川市、08年度予算案(2/21 09:08)