【心構え】 インターネット世界の病魔
『自分はインターネットの世界で病気になったのだ』と理解しましょう。加害者達そのものを『病原菌(ウィルス)』と理解する ことで、自分が置かれている状況の本質が見えてきます。
【解説】 現実世界で、ウィルスが普通に空気中に存在するように、インターネット世界でも、彼らは普通にインターネット世界の『空気』中に存在しています。彼らは現実世界のウィルス同様、誰かが疲れて弱った時に、その隙や傷口から侵入します。
すなわち、日記などで発するSOSこそが、時に彼らのようなウィルスをも、呼び寄せてしまうのです。
【手順1】 隔離対策
感染・発症してしまった場合、ウィルスは放っておけば増殖するし、伝染します。
急務はウィルスそのもの、及び、あなた自身の隔離です。
掲示板等の閉鎖によって、まずはウィルスの侵入を遮断。
リンク集の閉鎖によって、リンク先への伝染を阻止。
【解説】 彼らは往々にして善人を装っていますが、平気で他人を巻き込み傷つけます。他人を巻き込まない人間が、他人を誹謗・中傷することに腐心するはずがないのです。友好サイトへのリンクは、対策方針がまとまるまで、まずは切っておいた方が無難です。
【手順2】 友人・知人に個別に事情を連絡しつつ、休養を取る
反論しなければ、言いがかりを認めたことにされてしまいますよね。
――ですが、悪意を持った人間というのは、正当な反論を切り貼りし、並べ替え、抜粋して不都合な文言は誤字扱い、極めて卑劣な手管で、反論を全く異なる文意にして、新たな攻撃のネタにしてくるのです。
反論することで、事態はいよいよエスカレートするのです。
悪意に対して徹底抗戦、告訴の覚悟があるか。
まだ、そこまでエスカレートしていない場合には、ゆっくり休養しながら、考えてみて下さい。
【解説】 反論すれば、その正当性に関わらず、加害者側を刺激する ことになります。
例えば、私を誹謗・中傷するサイトに、狂言自殺のネタがあります。
自殺予告は私が掲載したものではありません。
加害者側が私の名を騙って掲載し、それを私が掲載したことにして、「自殺しなかった、狂言自殺だ!」としているのです。
彼らがいかに卑劣な偽善者で、手段を選ばないか。
『至極まっとうで、理路整然とした反論をすれば、ぐうの音も出ないはず』
この考えは大間違いで、悪意を相手にする場合、必要なのは 告訴の覚悟 です。
いじめで警察が動きますか?
明らかに加害者側が悪くても、違法でも、警察は『被害者が自殺』『被害者が加害者を他殺』した頃に、ようやく、動くものです。
ですから、悪意に反論したい場合に必要なのは、何よりも、告訴の覚悟だと、念頭に据えて下さい。
――ここまでのこと、彼らが病原菌だとわかってしまえば簡単な理屈です。「病気と闘うつもりなら、病院に行く覚悟をしろ」。
【手順3】 対策に乗り出す
悪いことはしていないのだから、万単位のお金なんて払いたくない――
被害者なら思うことですが、加害者という病原菌を撃退するため、病院に行くにしろ、薬を買うにしろ、原則的に、医療は有料であり、高額です。インターネットの世界でも。
とはいえ、気持ちと事情はわかりますので、私の知っている範囲で、無料でできることも、紹介しておきます。
■ 警察に相談する ⇒ インターネット・ホットラインセンターに回されます。
■ インターネット・ホットラインセンターに通報する。
■ 法務省人権擁護機関に相談する。
■ 名誉毀損、誹謗中傷について、対策や相談所を、インターネットで調べる。
■ 無料の相談所を利用する。
■ 相手のプロバイダに通報する。
【解説】 タダより高いものはない――との格言通り、無料の対策を講じる場合、忍耐と努力を強いられがちで、また、あまり親切な対応も、期待できません。そこは、覚悟が必要です。
【手順4】 名誉毀損罪などで慰謝料請求する
ここからは、加害者が極めて悪質な場合の対処です。
『極めて悪質』かどうかは、主観で構いません。云十万を払っても一掃したいかどうか、です。
以下、準備中。(メモ書き)
ある事務所の例
■ プロバイダへの情報開示請求書作成 ⇒ 105,000円
■ 内容証明郵便作成 ⇒ 15,750円
■ 告訴状作成 ⇒ 52,500円
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