2008.02.21 Web posted at:  13:45  JST Updated - CNN
サイエンス

「スパイ衛星を撃墜」と米軍筋

ワシントン(CNN) 制御不可能となり、地球に落下・衝突する恐れがあった米軍事用スパイ衛星が20日、海上配備型迎撃ミサイルにより、約240キロ上空で撃墜された。米軍関係筋がCNNに語った。

米国防総省は地球に向かっていたスペースシャトル「アトランティス」に衛星の破片が激突しないよう、フロリダ州のケネディ宇宙センターにシャトルが着陸した後に撃墜の機会をうかがった。同省関係者はハワイ上空の気象条件が整わないとして、撃墜実行に一時慎重姿勢を示していた。

衛星落下で有毒ガスが人口密集地域に拡散する恐れが指摘されていたものの、そうした事態が発生する可能性は極めて少ないとみられていた。撃墜費用は最大6000万ドル(約65億円)と見積もられている。

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