子ども連れや妊娠中の女性に優しいサービスを提供する「子育てタクシー」が4月から、山口市内で運行する。子育てタクシーは、全国子育てタクシー協会(高松市)が、協会の養成講座などを受講した運転手を認定、車両にステッカーを張る。
山口市神田町の湯田都タクシーが導入。予約制だが、メーター料金だけで利用できる。チャイルドシートや防水シートを常備。ベビーカーをトランクに入れたり、子どもを抱く母親の荷物を運ぶなどの対応をする。塾や保育園への子ども1人の送迎も引き受ける。
運転手3人が養成講座を受講。子育て支援の現状を学び、チャイルドシートの装着、子どもへの対応を身につけた。湯田都タクシーの筒井基好社長は「人を運ぶプロとして、安全という看板を掲げて応援したい」とし、今後も認定運転手を増やす意向だ。
【写真説明】チャイルドシートの取り付けを練習する運転手
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