喫煙、飲酒は男性「精子」の異変を引き起こす

新華社ロンドン(イギリス):イギリスのメディアはこのほど、最新の医学研究リポートの内容を伝えた。その内容は、「妻の妊娠前、その夫がタバコを吸ったり、過度に酒を飲んだり麻薬を吸ったりしていると、その影響は直接の子供だけでなく4代後の子孫にまで及ぶ可能性がある」というショッキングなものだった。
イギリスのメディア「デイリー・テレグラフ」は19日付けの報道で次のように伝えている。「アイオワ大学の研究者がマウスを使って行った実験の結果、有毒化学物質は精子を破壊することが確認された。精子が破壊されることで引き起こされる遺伝子変異は、数世代後のマウスでも確認された」。この研究者は、ボストンで開かれたアメリカ科学振興協会の年次総会でこの説を発表した。
この研究により、有毒化学物質は精子を壊し、その子孫の遺伝子を変化させる可能性があることがわかった。異変は、子供や孫の前立腺、腎臓、精子に現れるという。
上記の総会に出席したラトガース大学の研究者も次のように述べている。「タバコをすったり過度に酒を飲んだりコカインを服用することで、男性の精子には変異が起こる。またそれだけでなく、さらに多くの問題を引き起こす可能性もある」。
【翻訳編集:JCBB(K.K)/G-SEARCH】