使い捨て紙容器のサンプル検査で基準値を超える鉛、黄色ブドウ球菌も―広東省 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2008年2月19日、広東省のニュースサイト「南方ネット」が伝えたところによると、広東省工商局は省内を流通している複数の工業製品についてサンプル検査を実施した。
対象は電気コードと電気ケーブル、フローリング板、食品包装用ラップ(袋)、使い捨ての紙容器など。
このうち、紙容器は約4割が不合格品で、検査の結果、基準値を超える鉛や黄色ブドウ球菌が検出された。これら容器はほとんどが古紙をリサイクルして作られており、鉛の検出は古紙に含まれるスズホイルや印刷インクが原因と見られる。また、黄色ブドウ球菌に関しては、衛生管理が不十分な生産工場で作られた際に付着したもようで、これらの紙容器を使用した場合、中毒を起こす危険性も指摘された。
一方、電気コードと電気ケーブルも合格率が低く、わずか27%にとどまった。粗悪品が目立ち、特に家庭用に出回っている製品は20サンプル中全てが不合格。製造元のほとんどが小規模メーカーだった。発火の危険性もあるという。
このほかフローリング板の合格率は57.5%、食品包装用ラップは85.7%、同袋は90.9%だった。(翻訳・編集/NN) |
|
|
|
|
|
|
|
|