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ウォード「韓国は美しい国だが、混血児を差別」

 「韓国で混血児がスポーツ選手になって活動しても、チームメートから“汚い物”のように扱われます」。韓国系NFL(米プロフットボールリーグ)スターのハインズ・ウォード(30)=ピッツバーグ・スチールズ=が、現地メディアに、韓国を初めて訪問した感想を詳細かつ率直に明らかにし、話題だ。ハインズ・ウォードは「韓国は美しい国だが、混血児は入隊もできず、スポーツをしてもチームメートのいじめに遭う国」と話したとピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙が10日付1面のインタビュー記事で報じた。記事とは別途に同紙のエド・ブシェット記者は13日「ウォードは韓国訪問後、自身のルーツを見つけるという次元を超え、韓国内の混血児童のために献身的な活動をするとの意思を明かすなど、以前とは変わった」と話していた。

 ウォードは同紙とのインタビューで「韓国行きは、当初母がわたしに生まれた土地を見せようという“静かな旅行”だったが、わたしは韓国旅行で深刻な人種主義を目の当たりにし、混血児支援事業を“正義の戦い”と考えるようになった」と話した。

 ウォードはまた「母親がわたしに隠してきた韓国文化の暗部をわたしは見た」とも話した。ウォードの米国内代理人キム・ヘウォン弁護士は14日「ウォードは混血児童を支援する『ヘルピング・ハンズ財団』設立準備のため、今月27日ごろ2度目の訪問をする」とし「今回は夫人のシモンさん、息子ジェイトン君も同行する」と話した。

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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