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沖縄の米軍 原則外出禁止

沖縄のアメリカ軍は、海兵隊員が女子中学生を乱暴した事件のあと、すべての将兵を対象に再発防止のための教育や指導を行いましたが、その後も海兵隊員が飲酒運転や住居侵入の疑いで警察に逮捕されるなど、事件が相次いでいます。こうした事態を重くみた沖縄のアメリカ軍は、20日朝から沖縄に駐留するアメリカ軍将兵や軍の関係者全員を対象に、公務や病気の治療などを除き、原則として外出を禁止しています。これは、基地の中だけでなく、基地の外に住む将兵にも適用されます。こうしたなか、アメリカ軍嘉手納基地がある沖縄市のコザ地区は、ふだん買い物をするアメリカ兵などでにぎわう通りも、20日は閑散としていて、地元の商店街などは今回の措置に戸惑いが広がっています。今回の外出禁止について、アメリカ軍は、いつまで続けるか期間については決めていないとしています。これについて沖縄県の仲井真知事は「沖縄のアメリカ軍から、きょう午前、文書で連絡を受けた。事件を受けてアメリカ軍がすばやく対応したと思う」と述べ、一定の評価をしました。そのうえで、仲井真知事は「今後、さらに再発防止策に徹底して取り組んでほしい」と述べました。
もどる2月20日 16時53分
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