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三田市民病院、院外処方で相談コーナー

2008年02月20日

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4月1日から院外処方を実施する三田市民病院は19日、病院2階外来ロビーに「院外処方相談コーナー」を開設した=写真。同市薬剤師会の協力を得て、同会や病院の職員2〜3人が説明などをしている。
 院外処方は、病院の医師が書いた処方箋(しょ・ほう・せん)に基づき、調剤薬局が薬を渡す方法。病院で薬を受け取るのに比べ少し高くなるが、薬の飲み合わせによる副作用が防げるなどの利点があるという。
 市民病院は増収策の一つとして、近くに調剤薬局が少ないなどの事情で引き続き同病院で薬をもらうことを希望する人を除き、4月からの実施を決めている。円滑な移行のため同コーナーを設けた。
 同コーナーでは、調剤薬局の所在を示す地図を壁に張りだしているほか、院外処方への切り替えに理解を求めるチラシを配っている。チラシには、薬を受け取るまでの流れなどが説明されている。
 初日は、薬を受け取る調剤薬局は決められたところなのかといった質問が多かったという。同病院では3月下旬には、院内と調剤薬局を結ぶファクスを設置し、サービスの徹底を図るという。同コーナーの開設時間は土、日曜、祝日を除く午前8時45分〜午後2時。

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