大気汚染では延期せず 五輪マラソンで組織委

 【北京19日共同】北京五輪組織委員会の劉文斌・体育部副部長は19日、当日の大気汚染がひどい場合に延期する可能性が指摘されているマラソンについて「大気汚染を理由にレースを延期することはない」と組織委の立場を強調した。
 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は、大気の状況によってはマラソンや自転車ロードレースなど屋外での耐久種目のスタート時間を遅らせたり、別の日に延期する可能性を示唆している。
 劉副部長は「IOCにも国際陸連にも大気汚染についての数値的基準がないので、そういうことはできない」と説明した。温度や湿度、降雨などについては基準があるとしている。

[ 共同通信社 2008年2月19日 17:34 ]

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