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日立、取引先の個人情報流出 リスト6千人分

2008年02月19日13時41分

 日立製作所は19日、同社の男性社員(32)の私有パソコンからファイル交換ソフト「ウィニー」を介して、旧三共(現第一三共)の役員・従業員ら6000人分の個人情報がインターネット上に流出していたと発表した。

 流出していたのは、03年12月時点での旧三共の役員、従業員、嘱託職員計約6000人分の氏名、役職、メールアドレスなどを記載したリスト。この男性社員はシステムエンジニアで、01〜05年に旧三共を担当していた。

 日立は07年夏に私有パソコンでの「ウィニー」の導入状況を申告させ、業務情報の削除も指示した。男性社員は「ウィニーは導入してない」と虚偽を申告。業務情報は削除したが、完全には消えていなかったらしい。

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