千葉県・野島崎沖で海自イージス艦と漁船が衝突


 
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昨年3月に就役したミサイル護衛艦「あたご」(海上自衛隊HPより)
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船体は真っ二つ、漁船乗組員2人が行方不明。
19日午前4時7分ころ、千葉県南房総市の野島崎沖・南42キロ海上で、海上自衛隊のイージス艦「あたご」(基準排水量7,700トン、長さ165メートル、幅21メートル)と同県勝浦市の漁船「清徳丸」(長さ約15メートル)が衝突した。
同日午前4時23分ころに、「あたご」から連絡を受けた第3管区海上保安本部によると、衝突によって、「清徳丸」の船体は2つに分断され、船底を上に向けた状態で海上に浮かんでいるという。衝突の原因は分かっていない。「清徳丸」に乗っていたとみられる吉清治夫さん(58)と息子の哲大さん(23)の2人が行方不明で、第3管区海上保安本部では、巡視船5隻とヘリコプター2機、特殊救難隊を出動させ、2人を捜索している。
海上自衛隊の吉川栄治幕僚長は、「このような事故を起こし、誠に遺憾であり、国民の皆様に深くおわび申し上げます。漁船乗員の捜索に全力を尽くします」とのコメントを出した。
海自では、「あたご」と護衛艦「しらゆき」、「くりはま」、「はるさめ」、「いかずち」の計6隻、そのほか内火艇などで現場付近を捜索中。
「あたご」は、イージスシステムを搭載したミサイル護衛艦。舞鶴基地を母港とし、第3護衛隊群・第63護衛隊に所属。乗組員は約300人。速力は30ノット以上。日本では5隻目、昨年3月に就役したばかりの最新鋭イージス艦。










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