一昨年、
アートカフェ1107で演奏し、好評だったロシアのサンクトペテルブルグオーケストラの第一バイオリン奏者、グリゴリ・セドゥフさんが日本でコンサートを開く。今はアートカフェは4月はじめまで閉店中なので、他の場所でのコンサートだ。
世界の一流の人の一流の演奏は、近くで聞くと、本当に感動する。
これは、
オーマイニュースにも記事が出た。
動画のリンクのある記事はこちら。
タイトル: 「ホワイトデー・イブに贈る “人生賛歌”
正統ロシア弦楽奏法の担い手、グレゴリー・セドフがピッコロ・ヴァイオリンで歌いあげる温かく繊細なストーリー」
日時:2008年 3月 13日( 木 ) 開演時間: 19:00 (開場18:30 )
会場:王子ホール(銀座)
出演者:グレゴリー・セドフ (ピッコロ・バイオリン、バイオリン) Grigory Sedukh
佐伯 恵美 サエキ エミ (チェンバロ)
根岸 弥生 ネギシ ヤヨイ (ピアノ)
チケット:¥ 4500 全席自由席
主催:ピッコロ・バイオリン 研究会
共催:New Violin Family Association, Inc
後援:ロシア大使館、東京アメリカンセンター
協力:財団法人 音楽鑑賞教育振興会、 特定非営利活動法人 ちきゅう市民クラブ
協賛:株式会社ウィルコム、株式会社パイオニア、大鵬薬品工業株式会社、株式会社タグチ・エンタープライズ
問合せ先: K&Associates International
電話番号:03-5500-0381 E-MAIL
なお、セドゥフさんは2月26日から3月22日まで日本に滞在します。
国際交流や楽器のワークショップ、マスタークラスなど、学校や文化施設、医療福祉施設等への出前も行いますので、ぜひお声がけください。
●グレゴリー・セドゥフ (Grigory Sedukh)
1952年ウクライナ生まれ。カルコフ音楽院およびサンクト・ペテルブルグ国立音楽院修了。
レニングラード・コンサート・オーケストラの主席奏者、マリインスキー歌劇場
オーケストラメンバー等を歴任し、1989年よりサンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団の第一ヴァイオリン奏者となる。また、1994年からはサンクト・ペテルブルグ国立音楽院室内楽科で教鞭もとっている。
ピッコロ・ヴァイオリンとの出会いは1995年。以来この楽器に魅せられ、世界で唯一のピッコロ・ヴァイオリン奏者として活躍する。
1998年にリリースされたヴィヴァルディの協奏曲「ごしきひわ」は、この年のグラミー賞セミファイナルに選ばれた。その後、ロシア国内はもとより、ヨーロッパ各他、ピッコロ・ヴァイオリンが収蔵されているNYメトロポリタン美術館などアメリカ各地においてもコンサートやマスタークラスを開催。
セドフ氏の精力的な演奏活動は、後進の輩出にも大いに貢献している。
●ピッコロ・ヴァイオリンについて
新しいアイディアのヴァイオリンとして世界中で注目を集めているこのピッコロ・ヴァイオリンは、米国在住の世界的に著名なヴァイオリン製作者、カーリン・ハッチンス博士(現在96歳)が30年もの年月を費やし、改良を加え、1995年に完成させたもの。原型は、18世紀以前に存在した3度高い音に調弦されたピッコロ・バイオリン。
このハッチンス博士による現代のピッコロ・ヴァイオリンは、NASAの技術により開発された0.178mmの特注の弦を使用することで、通常のヴァイオリンの1オクターブ高い音に調弦されている。その音色は繊細で優美なフルートやソプラノのようでもあり、鳥のさえずりのようだ、とも言われている。
ハッチンス博士作のピッコロ・ヴァイオリンは、世界に数えるほどしか存在せず、そのほとんどが、アメリカやヨーロッパの博物館・美術館に収蔵されている。
ハッチンス博士は、他にソプラノ・ヴァイオリン、アルト・ヴァイオリン、コントラバス・ヴァイオリンなど8種類の新しいヴァイオリン属の楽器を製作している。ピッコロ・ヴァイオリンは、この中で最小、最高音の楽器。
以上は「ピッコロ・ヴァイオリン研究会」ホームページより引用。
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