愛知万博関連上乗せで上期増額。通期も増額濃厚で四季報予想を上方修正
主力のディスプレーが商業施設の受注好調に加え、愛知万博関連の寄与もあり、会社側は8月中間期の業績予想を上方修正した。従来の予想は売り上げ345億円(前期比7%増)、経常利益7.2億円(同33%減)、純益2.3億円(同52%減)だったが、表記のように増額した。注力していた愛知万博関連工事の受注は合計70億円に達したが、このうち約50億円が上期に売り上げ計上され、業績を押し上げた。
通期については、受注環境が不透明なことから、期初計画の売り上げ760億円(4%増)、経常利益25億円(17%増)、純益12.5億円(19%増)を据え置いた。しかし、専門店を中心に商業施設向けが好調を持続しており、さらに企業のショールームなど広報・販促分野が伸びていること、また、大型案件の獲得で粗利益率が向上していることから、表記程度への増額は十分期待できよう。仮に会社予想のままだとしても、純益は過去最高を大きく更新する。
続く07年2月期は万博関連特需が剥落するが、主力の商業施設向けを強化し、広報・販促も重点育成。利幅の良い博物館・美術館市場も端境期を脱して回復が見込まれ、収益は高水準を維持すると見られる
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今年来年の大小イベントは予想を越える成功をおさめるでしょう
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