英語は難しい

JAL機、英語の指示聞き違え滑走か 新千歳空港(朝日),管制官が Expect immediately takeoff と言ったので離陸滑走してしまったミス。記事には書かれていないが,すぐ離陸できるように待機せよという意味なら Expect immediate takeoff というはず。後者でググってみると, ASRS Report 625875 - Ord local controller used incorrect phraseology by instructing an MD80... というのを見つけた。管制官が expect an immediate takeoff と言ったので離陸しようとしたことが過去にもあったようだ。

日本語だって難しい。電話で会議出席を頼まれたが,時間も何時ごろというだけで,場所もわからず,結局すっぽかしてしまって怒られたことがある。仕事を頼む場合はメールのほうがいい。

「行け」か「止まれか」

Expect immediately takeoff では聞き間違えればtakeoffである。stop before runway(滑走路の手前で停止しろ)と言えば離陸許可とは理解しないだろう。英語の問題ではなく、忙しい状況でも間違いなく自分の意思を伝達できる方法(言葉を選ぶ)が必要でしょう。最悪でも間違いが悪い方向に行かないように言葉遣いや、単語を選ぶべきでしょう。
手術時でも、指示に対してきちんとした返事が来ない場合は再度指示を出します。黙っている場合は理解していないと解するべきでしょう。

Re: 「行け」か「止まれか」

まさにそうですね。それから,舌足らずになっていましたが,英語や日本語というよりは,話し言葉だけで意思を通じるのは難しいということを私は書きたかったのだと思います。大事なことは声だけでなく文字でも伝えられるようなシステムは作れないでしょうか。そのあたりを心得ている人は電話よりメールで頼んでこられます。手術中は無理ですので復唱に頼るしかありませんね。

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