アラスカからCOP DUTYで戻りました。2時間遅れの出発でしたが、向かい風がこの時期にしてはとても弱く、6時間38分、、、30分ほどリカバリー、、、急いだわけではないけど、、、。
ハリーアップシンドローム、、、またこんな話題になりそうです。もちろん、言い訳できる話ではないのですが、、、聞いた話によると、、、
『EXPECT IMMEDIATE TAKEOFF』という言葉が使われたとか、、、真偽は分かりませんが、、、。
昔は離陸滑走路の末端に近づいた時点で、PILOTから『READY FOR TAKEOFF』と言うことがよくありました。管制の方からも『ARE YOU READY FOR TAKEOFF?』という問いかけもありました。ずいぶん昔になりますが、この状況で『TAKEOFF』という言葉を使うことは適切でない、、、また誤解の素になる、、、ということで、今では『READY』とのみ言うようになってるんだよね。『TAKEOFF』という言葉は『CLEARED FOR TAKEOFF』の時にしか使わない、、、PILOTも管制官も、、、これが原則。
滑走路をFULLに使わないで途中のINTERSECTIONからの離陸をREQUESTする時も、『REQUEST INTERSECTION DEPARTURE FROM A10』『TAXI TO A10 FOR INTERSECTION DEPARTURE』、、、などという言葉遣いで今は明確に区別しているんだよね。
どのような状況であったにしろ、もちろん責任は逃れられません。大きな非は乗員サイドにあることは間違いありません。が、厳しい雪の中、防氷液の有効時間、いろんなことが重なってハリーアップシンドロームを重傷にして、こういうことは起きてしまった、、、ということでしょう。最悪の事態は免れたことをよしとするだけでは済まされないでしょう。
自分自身がそうならないために自分なりの工夫は皆がしているはずです。でも人間だから、100%じゃない、、、この誘発に些細な言葉遣いの原則からの外れがあったのだとしたら、、、これも決して無視してはならないと私は思います。
いずれにしろ、人は間違いを犯すものです。明日はわが身、、、さらに気を引き締めて、、、ですね。
ところで、、、臭い飯の話、、、飯とトイレという話もひどいけど、、、離着陸時にトイレにものが置いてあるというのも保安上の問題があるんじゃないかなあ。COCKPIT CREWは知らなかったんだよね?よほど複雑で特別な何かがないとこういう状況にはならないと思うんだよね。これは『間違い』ではなくて『故意』だもん。責任を誰が取るのか、見ものだな。
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CTS特有の管制用語なのでしょうか?それとも軍用?
今回は特別だったのでしょうか?
hiro-sanの解説から思うに、慣れない表現、気象状況など様々な要因が重なったのでしょうね。人間焦ればミスを犯しがちです。
また赤社さん周辺が騒がしくなってきましたね。
客室のトイレ事件も…これを出されたお客は堪りませんね。どうやら、このカートが1台多かったとの報道が…。TWYで気付いたらしい。不思議な話ですな。報道が正しいのかは不明。でも収めるべき場所に収まっていなければ…Cabin-Crewの事前確認不足でしょうね。
人命は最優先されるものだし、どんなクラスであれ、食事は安心が求められます。
人を運ぶ という店から再総見の必要を感じますね
前回も今回もきちんと復唱していれば間違いは無かったのだと思います。それにしても、あの悪天候の中で管制の言葉が聴き取りにくいままそして曖昧な判断でただ一言で済まし次の操作に移ってしまった乗員はやはり・・・ね。明確に区別されていても未だにそれが守られていない事は現場が一番良く分かっている事だと思います。だからこそ、的確な復唱と判断が欲しかったですね。
トイレの件はあまりシリアスには映りませんでした。きちんと封がしてあったのだからいいのではと(笑)ただ知人は(うわっ、きったねぇ・・・)と言っていましたけど。それと、チラシ寿司だから尚更??ww
ひろさん、青社復帰 おめでとうございます。戻られても頑張って下さい。