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02/18-12:29--岡山市新年度予算案　一般会計2217億円に増　政令市、都市ビジョンに97億円

　岡山市は１８日、一般会計２２１７億７５００万円の新年度当初予算案を発表した。高谷茂男市長の過去２回の当初予算は削減色が強かったが、３年ぶりのプラスとなり�狄Ч腓き瓩睚儔宗９垪眄�改革の成果を生かしながら、やや積極型の方向へ舵を切り「政令指定都市への飛躍・改革予算」となった。２２日開会の２月定例市議会に提案する。 　前年度当初は骨格編成で、肉付けした６月補正後に比べ、予算規模は０・２％増。借換債発行、国営土地改良事業負担金一括支払いなどの特殊要因を除いた実質ベースでは、行財政改革で約４０億円を削減したにもかかわらず、同１・２％の伸び率を確保した。 　歳入は、市税が１１２６億７００万円で同２・０％減と、５年ぶりの減少。固定資産税、都市計画税は２％台の伸びを見せたが、法人市民税が２割近く落ち込んだ。 　地方交付税（臨時財政対策債含む）は３３０億円で同３・８％増。０４年度の�狠郎皀轡腑奪��瓩�ら続いていた減少にようやく歯止めがかかった。 　この結果、一般財源収入は１６２９億１６００万円で、同１・７％減の落ち込みとなった。 　歳出は、義務的経費が１２５３億７７００万円、同０・６％増。 　うち人件費は同４・２％減で、職員削減により３年連続マイナス。新年度にピークを迎える公債費は４０９億８３００万円、同７・２％増だが、低利借り換え分や元利償還金が全額交付税算入されるものを除くと、同２・１％減に圧縮された。扶助費は同０・１％増だった。 　投資的経費は２６２億４６００万円で、同５・７％減。特殊要因を除くと、同１０％程度の伸びを確保したという。 　政令市関連では、児童相談所、区役所改修費などの施設開設経費で３億８７００万円。単市公共事業は同５・０％減だが、西消防署・消防防災センター（仮称）建設事業費、学校建設費（小中高等学校）、小中学校体育館等耐震改修費などは大幅な増額となった。 　政令市移行の準備経費は、特別会計も合わせ２９億７８００万円を計上。政策的な経費は、今年度にシーリング対象外の「政令市特別枠」として９億９３００万円を計上したが、新年度は都市ビジョンの実現に向け特に推進すべき６９事業（特別会計含む）に６７億円を重点配分した。 　特別会計は１７２１億１６００万円（前年度６月補正後比１８・０％減）、事業会計は３６９億７３００万円（同６・０％増）だった。

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